これが私の優しさです 谷川俊太郎詩集 (集英社文庫 た 18-2)

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  • Amazon.co.jp ・本 (260ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784087520354

感想・レビュー・書評

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  • 3分の1がヒット。
    言葉の威力が強い。
    詩でこんだけ表現できるってすごいなぁ。

    個人的に「ぐんまのとんま」の表現が気に入っている。
    さすが俊太郎。

  • これほど平易な言葉で、やさしく、深遠に、時には笑顔で、破天荒で、エッチで、あそびが好きで語りかけてくれる。そして 生命への愛と 詩の可能性を感じさせてくれる。
    たまに、電車の広告で、こんなことまで・・と思うこともあるけれど、その自由さも含めて、僕は好きです。  もう一度読みたいなという詩がもっとあるので
    他の本に続くことをふくめて ★4つ。
     マザーグースの訳詩もお気に入りです。

  • どうしてかな、少し物足りない気がしました。
    いろんな詩集からちょこちょこつままれてきた作品だからかもしれません。

  • 『コップへの不可能な接近』、それに続く『りんごへの固執』。この2編が織りなす哲学的なところ、そしてがらんどうで無駄なところが好きだ。

  • 詩集。色んな詩の中から嫌いなものもあれば好きなものもあります。だから、いい。

  • 優しい詩の下に多くのボキャブラリーがあることに、この人の凄みを感じる。
    谷川俊太郎テイストで、自分も詩を書きたい気分になれた。

    けれど、谷川俊太郎の詩を僕は、掴めず煙のように消えてしまう。
    それ故、心に響かない。

  • 言葉の流れが美しい。
    音としても意味としてもリズムよく響く作品たち。

  • 美しい日本語に触れたいと思って手にした一冊。声に出して読むと詩がさらに深く味わえた。読み終わったというより、これから何度となく読み返すのだろう。
    『朝のリレー』等の有名な作品が載っている事も嬉しいが、「My Favorite Things」の『魂と運命がこすれあって音をたててら』という言葉に、胸がどんっとパンチされたようになった。

  • 高校の時、掃除場所が図書室だったのですが、先生の目を盗んで一番奥の詩集の棚に身を潜め、こそこそ読んだ詩集のうちの一冊。
    この本を読んで、「よし、私の尊敬する人は谷川俊太郎さんだ。私もこんな感性を持った自由な人間になろう」と決心したのでした。
    今も「尊敬する人は」と聞かれたら「谷川俊太郎さん」と言いますよー!

    大人だからこそ向き合うべきテーマ、大人だからこそ向き合えるテーマ、というものを詩が語りかけてくれる気がします。
    そして結局、自由なんだな、って思う。
    思考も人生も。

  • 人間の感情をよく表している。だから、微笑ましい詩もあれば哀しくなく詩もある。深い。

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著者プロフィール

1931年東京生まれ。詩人。1952年、21歳のときに詩集『二十億光年の孤独』を刊行。以来、子どもの本、作詞、シナリオ、翻訳など幅広く活躍。主な著書に、『谷川俊太郎詩集』『みみをすます』『ことばあそびうた』「あかちゃんから絵本」シリーズ、訳書に『スイミー』等がある。

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