- Amazon.co.jp ・本 (264ページ)
- / ISBN・EAN: 9784087603774
感想・レビュー・書評
-
9月5日読了。バイエルンの名門貴族の家からハプスブルグ家皇帝に一目惚れされオーストリア皇妃となったエリザベート・愛称シシィの波乱に満ちた生涯をたどる書。伝説的な人物だけに後世に作られた映画などから現代の我々が抱く「自由奔放で前向きに明るい悲劇の美女」という彼女のイメージは相当に脚色されたものなのだとは思うが、それでもここで紹介される彼女の人生を見るとやはり型破りな人物だったのだな〜と思わされる。「宮廷生活に馴染めなかった」という1点で彼女の性格は説明されがちだが、兄弟の自殺・2歳で長女を亡くすなどその人生には暗い側面も付きまとっていたのだなあ・・・。
詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
エリザベートは有名で好きなので、ざっくりは知っているのですが、時系列が行ったり来たりさて難しい本でした。
宮廷生活が苦しいイメージだったけど、色々不幸があったんですね‥図がいっぱいで良いですね‥と言う感想。
時系列がばらばらは私には向いていない本でした。
ハプスブルク家あたりを理解してないと面白くないかもしれない。 -
4087603776 239p 2000・5・25 1刷
-
皇妃エリザベートの簡潔な一代記。
伝記としてのまとめ方は上手。内容は、それほど興味を惹かれなかった。 -
こんなに美しい方が存在したなんて。いくら眺めていても飽きません。
-
昔読んで忘れていた本を見付けて読み返してみた。ハプスブルグ家のエリザベートの解説書だ。
伝記をイメージして読んだのだが、資料や絵画を盛り込んだ、まさに解説書だった。
類まれな美貌、そして奔放な人生、家族にふりかかるいくつもの不幸など、なかなか興味深かった。