- Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
- / ISBN・EAN: 9784087712117
作品紹介・あらすじ
言葉にできない不安感。おさまりのつかない気持ち悪さ。誰をも奇妙な世界に誘い込む、今邑彩のベスト短編集。
感想・レビュー・書評
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図書館。
どのお話も結末はなんとなくこうだろうなと思いつくほどの、よくあるストーリーだけれども、量の割に文体がとても読みやすかった。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
コワイ……なんかもう、読みながらぞわぞわっと背中を撫でられるような怖さがある話が多かった。
その中でも表題作の「鬼」は割としんみりして読後感もいいかな。解釈にもよるけど。
「黒髪」はなんだかだんだん可愛くなる(笑)これは怖くなかったな。
「メイ先生の薔薇」は途中までの明るさがむしろコワイ。これをどう落とすのかドキドキした。
それにしても面白いなー今邑彩さん。最新作を読めないのが本当に残念。 -
星4つ
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この本で初めて今邑彩さんの作品のファンになりました。ちょっと不思議でちょっと怖い雰囲気。とても私好みです。どんでん返しの結末や少しブラックジョークな結末の話など…あっという間に読み終えてしまいます。
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人間の怖さや、ぞっとするような心霊の話などの
短編が収録されている。
短編なので、サラサラ読む感じで、読むのには
かなりラフな感じ。
ただ、本当にあったらぞっとするなぁって感じでした。 -
8つの「ホラー風味のミステリー」(と書いてあったので)短編集。
はっ!となる怖さがあった。
個人的に一番印象強いのは、
弟そっくりの顔をした自分の子供を殺す夢を見る「悪夢」。
夢の原因を臨床心理士と共に探っていく話。
予想できそうなのに、最後の展開を予想していなかったので
めっさ怖かったです。
愛情と殺意は紙一重。 -
サクサク読めて、気が付いたら読み終わっていた。
後味の悪さが心地良い。 -
表題作の「鬼」だけは好き。
それ以外は微妙。