- Amazon.co.jp ・本 (360ページ)
- / ISBN・EAN: 9784087713534
作品紹介・あらすじ
定年退職して始まる本当の孤独。バラ色の第2の人生のはずが、待っていたのは、夫婦関係と親子関係の危機。人生最大の転機をいかに乗り切るか。
感想・レビュー・書評
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時間が有り余り、塞ぎ込みがちになるのは当然。退職後、2ヶ月間の心理描写が見事。
どうすれば、粋いきとし続けられるか。
私の今の境遇にぴったりの小説でした。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
図書館借り出し。
人間結局孤独だなあ。 -
このまま終わっていいの…?という感じでした。現在より少し前に書かれた話なので今はそれほどでもないと思いたいし、誇張されているところもあると想像はできますが、すっきりしないまま終わりました。
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何一つ共感できないし、正直読んでてずっと嫌な気持ちになる。
典型的な団塊のおじさんの一方的な気持ちを押し付けられているようでした。
なんか最後は良かったね、風に纏められてるけど、それもちょっと不快かも。 -
パートナーシップについて
家族について
夫婦について。
ひと昔前の価値観が学べた。リアルで良い本だと思う。
歴史の教科書みたい、とは言わないまでも
夫婦間の敬語、
家政婦のような妻の使いっぷり、
会話ひとつひとつが
嫌なものを見せられるような気持ちになった。
こんな世界があったなんて(今もなおある?)それは、さぞ苦しい環境なんじゃないだろうか。お互いにとって。
き 60代以降のひとたちは共感するのだろうか。
もしかしたら、主人公に励まされたりハッピーな気持ちになるのかもしれない。
いろんな価値観がある。
なにをして生きるのか、仕事をやめた後もどんな時間を過ごすのか。
今から心に問うて時間を過ごしたい。
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定年後の男の心理、どこまでもオスな生き物だと思う。
生活、家族、自分とリンクする部分もあり参考にかなった -
2018/10/19北浦和図書館で一日で読む。定年後の夫婦、仲介の長女、我が身を彷彿。
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定年を迎えた男が唯我独尊からなかなか抜けきれない悲しい性が描かれている。
壮年男性が若い女性とつきあうには食事するだけで5万円もかかるのが普通とは驚き。 -
主人公の境遇が恵まれすぎているように感じる。でも、今日は何をしようか?というのは分かりますね(笑。)
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60歳で定年退職したサラリーマンのその後の生活は想像とはほど遠いものだった…。坂の上の坂で紹介されていたので手に取ったのだが物語としてのと言うよりは老後に向けて考えさせるきっかけとなる本である。