- Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
- / ISBN・EAN: 9784087714616
作品紹介・あらすじ
森子46歳。祐一49歳。結婚生活10年を迎える。元日の朝、森子の発言が平穏な結婚生活を一変させた。妻が夫に別れを告げるとき-。移ろい行く夫婦の心情を綴る、長篇小説。
感想・レビュー・書評
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著者がご自身の作品に対して使っていた"白朝倉"、"黒朝倉"という言葉(形容?)を真似れば、灰朝倉、かな(笑)ピュアなのかもしれず、それ故の悪なのかもしれず、でも実際こういうことあるよなぁ、グレーだよなぁ、というような。
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そうだよね、そうなるよね、とは思うけど夫婦って好き同士というだけじゃない絆のようなものをつくっていくことが大事じゃないかなと思う。
わかるけど、同意はできないストーリーだった。 -
どちらが悪いとかでは無くて、最初からなんだかかみ合っていない夫婦なので、こうなるのも仕方ない感じ。森子の気持ちは分かるんだけど、もうちょっと前の段階でどうにか出来なかったのかなとも思う。
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結婚10年目、夫を夫として好きではなくなった森子は、家を出た。
10年前と現在を対比させながら話は進みます。
最後が幸せだった10年前だったので、え?これで終わり?と驚かされますが、余韻が残るようで、悪くはなかったです。
夫婦がずっと恋人同士のようでいるのは、やっぱり難しいと思う。
子供がいたら、子育てをして、子供を送り出し、気付いたら年をとっていて、これからは二人だね~なんてなるのかなと思うけれど、森子とモーちゃんは、こどもごっことあったけど、二人でいる時は、大人になりきれていなかったかのようで、なんだか痛々しかった。
違和感のない夫婦なんていないとは思う。そこを乗り越えてはじめて添い遂げるのだろうけど、森子の様子だと、元には戻れないかなと思う。 -
ダラダラしていて、面白くなかったo( ›_‹ )o