2.43 清陰高校男子バレー部

著者 : 壁井ユカコ

• 集英社 (2013年7月26日発売)

感想・レビュー・書評

[happyyuさんの感想 · 2015年7月5日]

セカンドシーズンに続く。

[ayaponさんの感想 · 2015年4月8日]

青春。バレーボール。『ハイキュー！』を思い起こす。

[バタバタさんの感想 · 2015年4月5日]

青春。

[qootaさんの感想 · 2015年3月1日]

バレーよりおもしろものなんてない！て潔く言いきるチカのバレーバカっぷりが好き♪

[setusbさんの感想 · 2015年2月24日]

青春だなと感じる。私はバレーはTV中継で見る程度だが、巻末にバレーについての説明が書いてあるので、バレーに疎くても、十分楽しめる。高校生が主人公の小説だが、恋愛が絡むというような甘めな展開ではなく、男子高校生をメインにしたスポ根小説の王道さを感じさせ、不器用ながらも泥臭さがあって高校生らしさを感じて良かった。ユニチカコンビ、青木と小田、棺野と末森さんとの関係が良いなと思った。男女間ではベタ甘な展開ではない関係がちょうどいいかも知れないと感じる。今後のユニチカコンビに注目したいので続編が出ないか楽しみ。

[茶福豆さんの感想 · 2015年1月20日]

中学2年生の3学期、黒羽祐仁（ユニ）は幼馴染の灰島公誓（チカ）が東京から転校してくると聞いて胸を弾ませていた。しかし、久々に会ったチカは無愛想で口下手で、仲の良かった幼い頃の印象とはだいぶ変わっており、夢に見た感動の再会は消えた無くなった。
東京の学校でバレー部に入っていたチカは、新しい学校でもバレー部に入ったが、ユニはじめ他の部員はほぼ活動していない状態だった。しかし、チカが一人で黙々と練習をしている姿を見て、ユニもバレーと本格的に向かい合っていく。

よくある設定だけれど、その設定を十分に生かしている感じ！！！
中だるみすることなく、最初から最後まで「バレーが大好き！」という気持ちが溢れんばかりに詰まっていて、とても楽しく読むことができた。

物語は春高へ向けて練習再開をするところで終わるので、連載中の続編も期待大。
個人的には棺野くんと荊ちゃんの恋の行方も気になるので要チェック。笑

[うさぎ堂さんの感想 · 2015年1月9日]

元幼なじみ、孤高の天才セッターと地元の坊ちゃん、ユニチカコンビ。
いばら姫とドラキュラ騎士の恋愛模様。
キリン先輩と犬主将の夫婦まんざ…おっと。

ユニチカかわええええええ！なんだこいつら！
山川あいじのイラストがすごくいい。
Webで見られるイラストも書籍にいれて欲しかった…！

青春すぎるほどに青春。
バレーボールが好きだ好きだ好きだ好きだ、好きだ！

そして作中の福井の方言がやさしく耳になじむ。

「おれはおまえのエースになりたい」

とりあえずユニチカははようお互いをユニチカと呼べ。

[あさぎりさんの感想 · 2014年11月21日]

主人公二人と周りの人達の話も書いてあってとても面白かった。
章のタイトルも読み進めていったらなるほどと納得した。
青春してる！って感じがしてとてもいい。
この作者さんの他の作品も気になる。

[ツユクサさんの感想 · 2014年10月12日]

自分もバレーがしたい！と思える部活小説。

性格に難あり、しかしバレーの才能がまさに天才的なセッターである灰島公誓。
東京でのある事件をきっかけに昔住んでいた田舎へ戻ってきて、そこで出会う黒羽祐二ら様々な人と成長し壁を乗り越えていく。

動きの描写が躍動的で、本当に話に引き込まれる作品。
ほとんどバレーに触れたことの無い超初心者の私でも分かりやすく、バレー部以外の人にも読みやすくなっている。
灰島は、登場人物はもちろん読者も全て巻き込むほどの力で一途にバレーへ向かっている。
読了後、こんな青春を送りたかったと思うこと必至だろう。

[かえる。さんの感想 · 2014年9月10日]

バレーやりたい！！

著者プロフィール

第9回電撃小説大賞〈大賞〉を受賞し、2003年『キーリ　死者たちは荒野に眠る』でデビュー。その他の著書に、『鳥籠荘の今日も眠たい住人たち』（電撃文庫）、『エンドロールまであと、』（小学館）など多数。

「2009年 『ＮＯ　ＣＡＬＬ　ＮＯ　ＬＩＦＥ』 で使われていた紹介文から引用しています。」