- Amazon.co.jp ・本 (576ページ)
- / ISBN・EAN: 9784087731491
作品紹介・あらすじ
『失われた時を求めて』は、日本語訳で1万枚に近い作品である。本書ではそのなかから47の断章を訳出、各断章にはそこに至るあらすじを記し、上下2冊で全体をよく理解できるように構成した。フランスで広く読まれるエクストレ=抄訳の形式である。
感想・レビュー・書評
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発達心理学者メアリアン・ウルフのベストセラー「プルーストとイカ」の本のP164にこの小説のことが取り上げられていて読んでみようと思いました。ブグログにこんなにたくさんの登録をされている有名な作家だとは全く知りませんでした。みなさん、どういうきっかけでこの著者の本を読むようになったのだろうか?
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黙読していると、物語、心理の流れがわからなくなってしまうので
音読しています。この本が読みこなせたら、私の中身が変わりそう。
アルベルチーヌ・シモネまで読み終わりました。1月18日 -
図書館で借りた。まじ辛い。読むのが
これでも省略版 -
人間の本質を見抜くための本
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「嵐が丘」のエミリー・ブロンテと同じくマルセル・プルーストもほぼこの「失われた時を求めて」1作しか残さなかったようですねえ。
全13巻というものすごい大作ですが僕が読んだのは2冊になった抄訳版^^;
構成としては「2つの方向」「同性愛」「自己探求の時間旅行」という3つの糸がメインでしょうか。
マドレーヌを紅茶に浸すというエピソードもこの著作からです。
サロンの記述はもういい>< ていうのが第一の感想ですかね。
それ以外は「私」の恋愛遍歴(嫉妬も含めて)も十分楽しめました。
でもマザコンと同性愛は個人的にはちょっと^^;
http://chatarow.seesaa.net/article/122421843.html -
失われた時を求めてを程好くダイジェスト版に纏め上下巻の構成で完結してある。
ジョイスのユリシーズや失われた時を求めては読書家としては避けては通れない作品なので、正直このような作品バランスを損なわないダイジェスト版は非常に助かる。 -
永遠に後半へ進めない気がしている
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ただいまトライ中。しかし、この本もミンハと一緒で、ちょっと読み進むとアンテナがいろんなものを受信しやがる。かたらわにノートを置いておかないと気が気でない。
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さすがに時々は言い回しや表現がすごくいいなぁとは思うものの、話としてはダラダラ、ウジウジと進んでいく。
フランスっぽさを感じられると思うが、私はあまり好きではない。