the TEAM ザ・チーム

著者 :
  • 集英社
3.59
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本棚登録 : 293
感想 : 92
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  • Amazon.co.jp ・本 (320ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784087747959

感想・レビュー・書評

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  • もう少しキャラクターが濃い方が好みですが、面白くサクサク読めます。

  • 登録番号10087 分類番号913.6 イ

  • 本屋さんで推されているのを見て気になって図書館で借りました(´・ω・`)
    短い話がいくつか入っていてさくさくと読めます。
    個人的には小題がどれも印象的で好きです
    続きが読みたくなったけれど、あの終わり方じゃあ無理なんだろうな~
    残念です(;_;)

  • サラッと読める。
    霊導師・能城あや子は、人々の悩みや過去をズバリと当てることで大人気。マネージャーの鳴沢とともにテレビにも出演中。
    が、裏では賢一や悠美という、調査のエキスパートがいた。依頼者の身辺調査を行い、たちどころに悩みを解決する。相談者は皆能城に救われたと思っている。
    ところが、ついに能城あや子の過去を知る人間が脅しをかけてくるー。その時チームはどうするのか。

  • インチキ占い師の裏側を描いた話。よく当たる占い師より、ご利益のある祈祷より、この本の方がリアリティがある。楽しめました。いつもの井上夢人より、ゾクっと感少なめ。

  • 8

  • [2013.01.25]

  • 似非霊媒師とその調査チームの話。イメージよりも視点が柔らかく嫌味がない。娯楽としての展開も備えていて面白く読んだ。

  • そんなに期待せずに店頭にあったので気の迷いで買ったような本だったけど意外と面白かった!インチキ霊能者・あや子の元に集っているのは、得体のしれない無表情の男・鳴滝、対象者の家に潜入して対象者のことを調べあげる賢一、パソコンとネットを駆使して裏の資料まで見てくる悠美の4人。この4人がタイトルにもなった「チーム」。あや子は売れっ子になっていって、テレビの公開番組で「霊視」を行うけれど、ことごとく当たるのは賢一と悠美が完璧に対象者を調べ上げるから。そして霊能者を信じていないフリーライターがあや子を罠にハメようと近づいたり、対象者のことを調べていくうちに犯罪を解決したり…となかなかに痛快。ラストもさわやかに駆け抜けていくチームがすがすがしい。どことなく、伊坂幸太郎の「陽気なギャング」シリーズっぽい雰囲気。

  • 事前に相談者の事をしっかり調べあげて、その人の悩みの根本を把握してから、霊導師として相談者にアドバイスを行う。結果、思わぬ事が見つかって、悩み事が解決される。
    「かげろう」というお話が、霊導師 能代あや子の正体を暴こうとした稲野辺が逆に、調べあげられて結果息子と仲直りする事が出来て、読んでいて気持ちが良かったです。

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著者プロフィール

昭和25年生まれ。昭和57年に徳山諄一との岡嶋二人名義で第28回江戸川乱歩賞を受賞してデビュー。平成4年に『ダレカガナカニイル……』(新潮社)で再デビューした。代表作に『ラバー・ソウル』(講談社)など。

「2020年 『平成ストライク』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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