- Amazon.co.jp ・本 (212ページ)
- / ISBN・EAN: 9784087752540
作品紹介・あらすじ
大爆笑確約!!みんなが待ってたももこの今がぎっしり!!書き下ろしエッセイ最新作。爆笑作家、今年も健在!!最近の面白作家を引っさげて、皆様のもとへ元気に見参!!
感想・レビュー・書評
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面白すぎ・・・( ^Д^)ワハハ
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相変わらずの馬鹿馬鹿しさで面白い。
「ズル休みをしたがる息子」で、さくらさんの息子が「ウルトラマンの攻撃のポーズ」をしたのを父ヒロシが見逃し、息子に「バカヤロー、死ねよーっ」と泣き叫ばれて、「いきなり死ねよと言われたことに驚き、「なんでオレが死ななきゃなんねぇんだよ」と言う」場面のはちゃめちゃ感、笑ってしまった(さくら家には、息子がウルトラマンのポーズをしたり死なないといけないルールがあるらしい)。
こういう場面でさくらももこアンチはいろいろ言うんだろうけど、この全然道徳的じゃない笑いがいいんだよなあ。 -
ちびまる子ちゃんの作者さくらももこ氏のエッセイ集。
たくさんふざけながら、楽しく生きてるのが伝わり、いい人生を送ってたんだなぁとほっこりする。
なかでも、担当の新福さんを大切にしてて、新福さんを祝ったり、エッセイのタイトルにしようとしたり、ふざけてるとしか言いようのない考えに驚く。
本人はいたって真剣にしてるようなのでさらにびっくりする。
もう少し、子育てもしたらいいのではないかと思ったけど・・・
ちびまる子ちゃんを見てるから、登場する家族の顔も想像できておもしろかった -
朝井リョウ氏のエッセイでオススメされていた、「おめでとう新福さん」はやはり秀逸だった。
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図書館で、
何気なく見た棚にあったエッセイ。
さくらももこエッセイと言えば、
小学生のころに読んだ「もものかんづめ」が
忘れられません。
がしかし、「さくら日和」にも
「もものかんづめ」のが
“くだらない爆発的おもしろさ”を
求めて読んだため、
くだらなくはあったのですが
“爆発的おもしろさ”は
少々ものたりない結果になりました。
でも日常のくだらなさや
通りすぎてしまいそうな出来事を
文章にして読ませてしまう力は
すごいなと感じます。
エッセイの1つ「健康の研究」では
「もものかんづめ」のお茶で水虫を
治そうとした話を思い出してしまい、
懐かしくなりました。
なにより「さくら日和」は
小5の息子が「もものかんづめ」を
“開ける”(読む)きっかけをくれました。
ありがとう。 -
すっかりさくらさんのエッセイの魅力に取り憑かれて、次の1冊に手を伸ばした。
表装もタイトルも素敵な「さくら日和」
巻頭はなんと、離婚の報告からだった。
詳細なことが書いてあるわけではないものの、エッセイ作家として自分の身の上に起こった大きな変化を書かずに進めないので、と報告してくれた真摯さにちょっと心を動かされました。
内容はいつものユーモアたっぷりのさくらさんの日常ですが、当時保育園児だった息子さんもたくさん登場します。実は自分の親が「さくらももこ」なのではないか?と疑う息子さんと、必死にそれを誤魔化し隠すさくらさんのやり取りが面白い。
また、健康マニアで有名なさくらさんの「寝相の研究」も収録されていて、着眼点がおもしろくてにやにやしちゃう。一見あほらしい・・・?と思うようなことでも試行錯誤して工夫するのって、人生の醍醐味ですよね。
そして楽しいことが大好きなさくらさん、大好きな人を喜ばせることに労力を惜しまないさくらさん、日々の暮らしにわくわくすることが溢れていて、とても楽しい気持ちで読み終えました。
次は何を読もうかな。 -
出版社の担当を讃えるためにシナリオがあるパーティーを開いて見たり、健康や寝相を研究したり、さくらももこさんてぶっ飛んでるなぁと思うエピソードが盛りだくさん。
ぶっ飛んでて付いていけないなぁと思いつつ、やっぱり面白い。 -
著者のエッセイを読むといつも明るく楽しくなる。私は日々のつまらない事を想像の中に取り込んで、楽しんだり面白がったりしているのだが、それがとても大事な事に思えてくる。まるちゃんに「それでいいんだよ。」って言われているみたい。
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さくらももこが離婚後書いた1999年頃のエッセイ。
息子がさくらももこではないかと疑ったり、
仕事仲間と食いしんぼう同盟を組んだり、
ヒロシは相変わらずの調子だっり、
仕事仲間を盛大に祝ったりと
どれもさくらももこらしい平凡な日常が面白おかしく描かれている。
でも、そんな日常こそが幸せだとも気付かされる本でもある。