イチローイズム 僕が考えたこと、感じたこと、信じること

著者 :
  • 集英社
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本棚登録 : 86
感想 : 12
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  • Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784087803754

作品紹介・あらすじ

300日にわたる独占取材から紡ぎ出された珠玉の"イチロー語録"。

感想・レビュー・書評

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  • 週刊プレイボーイ誌の2002.4〜2003.2までの連載を単行本にしたもの。

    野球の知識が無いと、1〜3章は選手名や数値、球種の名前等が多数出てくる上に、10年近く前のことなのであまり内容にピンときませんでした。もちろん、これは本が悪いのではなく、自身の知識不足によるものです。そんな状態でも、斜め読みする中で心に残る言葉はちらほらと。

    一方で後半、周囲のサポートについて書かれた4章、プライベートを追った5章については、野球に興味が無いがイチローは気になるという自分にも興味深く読むことができました。

    試合へ向けてのコンディショニング、道具へのこだわり、精神集中のためのルーチンなど、試合でベストな結果を得るために行う準備の周到さが尋常ではなく、それがあの輝かしい結果につながっているものだと納得できました。

  • よくもわるくもイチローを知るには最適な本。

  • 開始:20080717、完了:20080719

    何か格言を見出そうというよりは、イチローのメジャーリーグでの記録をインタビューを通して追っていくというような感じの内容かしら。以下、気になった言葉。野球に対してはやる気になる自分がいることはわかっているし、やろうと思えばやる自分もいましたから可能性はどんどん大きくなる。細かいプレーは年1回あるかないか。そういう準備までしておこうという姿勢があるかどうか。自分でやること、やろうと決めたことに対しては、手抜きはしない。そこで手抜きをしていたらそっぽを向かれる。筋肉、見た目より機能。"カッコよさ"。ホームランを打った後にガッツポーズとかあまりカッコいいものだとは思いません。「成功」この言葉嫌いです。成功という言葉には他人はどうでもいい、他人を蹴落として自分が上がっていくみたいな印象がああります。他人が思う成功を追いかける必要はない。自分がダメでも一番になっているときもあるし、自分がメチャクチャよくても一番じゃないときもある。だからそういう他人との比較で生まれてくる価値観の中に自分を見出すわけにはいかない。ご飯と睡眠でストレスはたまらない。

  • 09/10/10
    『キャプテン』好き。泣く。
    必要な努力をきちんとする。家族を大事に。
    自分に厳しく。わざと2ストライクに追い込まれたりするなど
    常人と違う発送。

  • まさしくイチローイズムがたっぷりでした。
    おなかいっぱいです。
    262安打は感動したなぁ。 
    写真もあるからお買い得だと思います。
                 ヤマ

  • 部分読みしたけど、4章の途中から5章は、とても濃い。食い入るように読んだ。

    イチローが奥さん想いだとは、ちょっと意外だった。すみません。

    サイ・ヤング、ベーブ・ルースはペンネームだったのか。レーニンと同じか。サイクロン(台風)、ベーブ(赤ん坊のように奔放だったことから)

    イチローのニックネーム:ライジング・サン、ブルー・チップ(有望株)、レッド・ホット


    イチローはキャッチボールという基本練習から、目的を持って取り組んでいるところからも、練習の効果を引き出している。ボールの回転を見極めているのか。自分もささいなことでもいいから、目的を常に持とうと思った。

    小学生の時から、「人と同じであることはかっこ悪い」と思っているあたりが気づきが早い。

    成功という言葉が嫌い。イチローに限らず、松坂も、一流の選手は言葉をしっかりととらえているんだよね。言葉の怖さを感じているのかもしれない。

    モノ(バットやグラブ)に当たらない、それが悪いんじゃないから。自分に当たれ。


    イチローがプロ3年目のオフに、7番を打診されていたなんて。。

    寝る時間から逆算して、食事の時間、場所を決める。スーツケースの半分のスペースも使い枕を持参。徹底したこだわり、いや、プロ意識。


    92,3年の西武の強さはイチローの言葉からわかった。隙あらば積極的に次の塁を奪う意識。常にプレッシャーをかけてくる西武は脅威だったろう。

  • 私のイチローに対するイメージは、常に前進し続けるストイックな人。自分の目指すところはどこなのか、そのために必要なことは何なのか、を常に自分の中に持ち続け、一つ一つ前進しているという印象。メジャーリーグでやっていくにはセルフコーチングが何より大切と言っている。私の印象にはなかったけど、家族を大切にしている人でもあるようだ。周りの協力が彼の前進を支えているんだろうし、彼自身それを理解し大切にし感謝している、ということが伺える。

  • (単行本 - 2003/3)

  • 2003年3月。 いろんなライターが彼のこと書いてますが、石田雄太氏が迫るイチローしか信じてません。

  • まさにismが伝わります。

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