仕事。

著者 :
  • 集英社
3.52
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本棚登録 : 936
感想 : 86
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  • Amazon.co.jp ・本 (276ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784087807233

作品紹介・あらすじ

「私と同じ年の頃、何をしていましたか?」

大人になってからのほとんどの時間、僕らは仕事をしている。
だとしたら僕は人生を楽しくするための仕事がしたい。
そこで仕事で世界を面白くしてきた12人に訊ねた。

山田洋次、沢木耕太郎、杉本博司、倉本聰、秋元康、宮崎駿、
糸井重里、篠山紀信、谷川俊太郎、 鈴木敏夫、横尾忠則、坂本龍一。

彼らが僕と同じ年の頃、何を想い、何を考え、 どう働いていたのかを。

映画プロデューサーとして『電車男』『告白』『悪人』『モテキ』『おおかみこどもの雨と雪』などを製作し、
初小説『世界から猫が消えたなら』が70万部突破の大ベストセラーとなった川村元気が、
12人に聞いた「壁を乗り越え、一歩抜け出す」唯一無二の仕事術。

感想・レビュー・書評

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  • 目指すはハマちゃん。

    ってな事で、川村元気の『仕事。』

    山田洋次
    沢木耕太郎
    杉本博司
    倉本聰
    秋元康
    宮崎駿
    糸井重里
    篠山紀信
    谷川俊太郎
    鈴木敏夫
    横尾忠則
    坂本龍一

    と錚々たる大御所達に川村さんの歳の頃に何を想い、何を考え、どう働いていたのかをインタビューした内容。

    それぞれ巨匠達の仕事っぷりや、考えは凄いなぁと感心するキラーワードがギッシリ

    じゃが、内容はあんま覚えてない(笑)
    凄かったなぁと言う感覚とボヤっとしたイメージが自分の中に残れば良しとしよう

    仕事は楽しくやりたいね

    110円コーナーで買ったのに著者のサインが書いてあってビックリと何だか得した感と、売った人って…とムナ悲しさ

    今年は50冊も読めないかと思ったけど、コロナの影響もあり余り出歩かんから時間があったんかな、取り敢えず50冊目読破

    2021年50冊目

  • ▼感想
    ・「仕事で悩んだとき、辛いとき、どうやって乗り越えたか」の質問について、12人の回答がそれぞれ違い、重みがあってとても良かったです。

    ・自分より年齢も経験も積んでいる人の話は、自分の思考・行動の幅を超越しており、話に触れられるだけでも貴重だなと思いながら読み進めました。


    ▼メモ
    ・倉本聰:「人生は平等にできているので、いいことばかりだと早死にする」

    ・坂本龍一:「社会における音楽の価値とか重要度の違いというか、音だけをレゴのように組み合わせればかっこいいわけではなくて、つまらない言葉かもしれないけれど、本気度が違うっていうかね。」

  • ソロの力のある人同士の緩やかなパーティが強い
     →ソロでも生きられる力をつける
    下積みで基礎固めしないと長続きしない
    間違えた道を行ったら、戻ってくる力を磨いておく
    仕事も人生の一部分でしかない
    時間をかけてやったところで、いいものなんてできない

  • なんだ、このズドーーンとくる感じ。
    誰もが知っているような芸術家たちの、仕事に関するインタビュー。

    仕事っておもしろい。

  • 取材に際して、項目立てしていて、さらに復習と、挑みかたも参考になる。各自の半生が知れて面白い。

  • 「仕事で成功した人達」に話を聞き、価値観を伝えてもらう本。

    確かに成功した人の話は聞きたい。絶対的に説得力があるから。

    だがそれ以上に最後のあとがきにこの本で伝えたいことのすべてが書かれていると感じた。

    是非あとがきを読んでいただきたいです。
    仕事に対する姿勢や価値観、人生の中でどれほど重要なものであるのかを改めて考えさせる本です。

  • 世界の違う人ばかりだから、安直に「仕事。がしたい」という気持ちにはなれなかった。時代も違うから、許される行動が変わっている部分もある。でも、なかなか知る機会のないプロと呼ばれる人たちの考え方や気持ち、そして若い頃どうだったのかを読んで、同じ人間なんだなと感じるとともに、私も仕事にちゃんと向き合いたい、と改めて感じるきっかけになった。30歳になった今、読むべきタイミングだったのだと思う。

  • 人生を楽しくするのは、「仕事」であり、仕事が人生を楽しくする!

  • 著名な人たちの仕事観がかんじられ、仕事に詰まってる時など読むのおすすめ

  • 資料ID:98161832
    請求記号:159.4||K
    配置場所:工枚特集③
    (※配置場所は、レビュー投稿時のものです。)

    ☆特集展示 特集「働く」とは☆
    自分の人生に主体的に向き合うことや、働くことと生きることを思慮するのに役立つテーマの図書を集めました。

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著者プロフィール

かわむら・げんき
1979年、横浜生まれ。
上智大学新聞学科卒業後、『電車男』『告白』『悪人』『モテキ』『おおかみこどもの雨と雪』『寄生獣』『君の名は。』などの映画を製作。2010年、米The Hollywood Reporter誌の「Next Generation Asia」に選出され、’11年には優れた映画製作者に贈られる「藤本賞」を史上最年少で受賞。’12年に初の小説『世界から猫が消えたなら』を発表。同書は本屋大賞にノミネートされ、佐藤健主演で映画化、小野大輔主演でオーディオブック化された。2作目の小説にあたる本作品『億男』も本屋対象にノミネートされ、佐藤健、高橋一生出演で映画化、’18年10月公開予定。他の作品にアートディレクター・佐野研二郎との共著の絵本『ティニー ふうせんいぬものがたり』、イラストレーター・益子悠紀と共著の絵本『ムーム』、イラストレーター・サカモトリョウと共著の絵本『パティシエのモンスター』、対談集『仕事。』『理系に学ぶ。』『超企画会議』。最新小説は『四月になれば彼女は』。


「2018年 『億男 オーディオブック付き スペシャル・エディション』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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