- Amazon.co.jp ・マンガ (192ページ)
- / ISBN・EAN: 9784087827767
作品紹介・あらすじ
「私、この花には忘れられない思い出があるの──」
いつまでも胸の奥にきらめく思い出。甘く、ほんの少し痛い、棘のような青春。少女小説の不朽の名作「花物語」を可憐な筆致で鮮やかに漫画化。
感想・レビュー・書評
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余白も目立つ味気ない絵柄。原作から引かれたものは多く足されたものは少ない。
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吉屋信子の少女小説を漫画化。
この時代のこの少女らに生まれ変わりたい。
嗚呼。 -
白百合のように可憐で穢れなき海老茶式部の乙女たちの秘めやかな恋物語を12編コミカライズ。このような清らかな世界を垣間見てしまうと、わたくしは何と穢れているのかと厭になってしまいますわ。殿方は読んではなりませぬ。お姉様との淡い恋に揺れ動く繊細な乙女の心を理解し得ると言う立派な紳士の方になら…そうねえ…よろしいんじゃないかしら。でもね、ご覚悟なさって。薔薇は美しく散りますけれど百合は静かにひっそりとしおれるのです。この違い、貴方、おわかりになって?
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吉屋信子「花物語」を漫画化。
女学生ものって、少女マンガと相性がいい。
「お姉さま」との美しい交流、やむにやまれぬ事情による別れ、などなど。
短編なので、飽きずに読める。 -
桜草と福寿草がすごくすき。
素敵な女性ばかりでてくる漫画で
充実感が凄い。 -
久々に読んだ小沢真理さん。なんだか違うなと思ったら、原作ありだったんですね。
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吉屋信子さんの原作をコミック化。女の子の初々しさやかわいらしさを描いた作品でした。