WHO I AM パラリンピアンたちの肖像 (新書企画室単行本)

  • 集英社
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  • Amazon.co.jp ・本 (228ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784087890129

作品紹介・あらすじ

内戦で足を失った選手、宗教上の制約で女性が活躍できない国に生まれたアスリート……。
パラリンピアンには、時に五輪選手以上の背景やドラマがある。
共通するのは、五輪の商業主義や障害者スポーツに在りがちなお涙頂戴を超えた、アスリートとしての矜持だ。
彼らの強烈な個性に迫ったWOWOWパラリンピック・ドキュメンタリーシリーズ『WHO I AM』。
番組では描き切れなかった舞台裏に、ノンフィクション執筆陣が迫る。

◆目次◆
序 章 これが自分だ!──パラアスリートのマインドと身体性に迫る番組の誕生 木村元彦
第一章 【エリー・コール】「私が速いのは、私が幸福だから」──すべてをプラスに解放する片足のオージースイマー
第二章 【サフェト・アリバシッチ】 「オレはこのスポーツを通して、ノーマルに生きることができるようになったんだ」──「民族浄化」の時代に、シッティングバレーボールと出会う 黒川祥子
第三章 【ザーラ・ネマティ】 「私はあの事故を"チャンス“と名づけました」──イラン人女性初の金メダリストがアーチェリーで実現したこと 大泉実成
第四章 【リカルディーニョ】 「ボールを蹴りたい。試合に出たい。僕は、それで生きているんだから」──サッカー王国ブラジル・盲目の10番、その軌跡と奇跡 吉田直人
第五章 【ベアトリーチェ・ヴィオ】「私は、ただのいい子じゃないのよ」──"四肢の無い世界唯一のフェンサー"は、最強の不死鳥になった 八木由希乃

◆著者略歴◆
木村元彦:ノンフィクションライター。『オシムの言葉』でミズノスポーツライター賞最優秀賞受賞。
大泉実成:ノンフィクションライター。『説得 エホバの証人と輸血拒否事件』で講談社ノンフィクション賞受賞。
黒川祥子:ノンフィクションライター。『誕生日を知らない女の子 虐待──その後の子どもたち』で、開高健ノンフィクション賞受賞。
八木由希乃:化粧品会社に勤務後、女性誌のライターへ。フリー転身後はノンフィクション・美容を中心に取材、執筆。
吉田直人:1989年、千葉県生まれ。中央大学卒業後、広告会社勤務を経て、フリーライターとして活動中。

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著者プロフィール

1962年愛知県生まれ。中央大学卒。ノンフィクションライター。東欧やアジアの民族問題を中心に取材、執筆活動を続ける。おもな著書に『オシムの言葉』(集英社文庫)、『蹴る群れ』(集英社文庫)、『無冠、されど至強 東京朝鮮高校サッカー部と金明植の時代』(ころから)、共著に『さらば、ヘイト本!』(ころから)など。

「2019年 『13坪の本屋の奇跡』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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