少年は荒野をめざす 1 (ぶーけコミックス)

著者 :
  • 集英社 (1986年4月1日発売)
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本棚登録 : 62
感想 : 8
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (197ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784088601052

感想・レビュー・書評

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  • 第1〜4話収録。3年4組の三大問題児の一人、狩野都は、5歳まで自身を男の子だと思っていた。かつて"少年"であった自身を、中学3年になった今でも心の奥で追い求めていた。ある日、同じく問題児である菅埜透、小林靫彦と共に蒼陵高校へ見学に行った際、黄味島陸を見かける。かつての少年が成長したかのような黄味島に狩野は惹かれるが──。
    設定上仕方ないかも知れないが、狩野はかなりの不思議系キャラ。共感しづらかった。少年に憧れを持っていた読者なら違った反応かも。ただ狩野の髪や花やポエムは丁寧かつ繊細で魅力を感じました。

    • 猫丸(nyancomaru)さん
      久々に読みたい気分。。。
      久々に読みたい気分。。。
      2014/07/22
    • aoiさん
      > 猫丸さん
      コメントありがとうございます(*^^)v
      漫画論の本で本作を知り、独特の世界観に惹かれて集めた作品です。
      不思議な世界観...
      > 猫丸さん
      コメントありがとうございます(*^^)v
      漫画論の本で本作を知り、独特の世界観に惹かれて集めた作品です。
      不思議な世界観を持つ、魅力的な作品ですよね(^^)/
      ぜひぜひ再読してみてください★
      2014/07/28
  • 主人公は中学3年生だったのか。高校生だと思い込んでいた。最後に読んだのは何年も前だから、記憶がすっかりあやふやになっている。カバーの裏表紙側のそでに、「ぶーけ」の60年9月号から62年9月号に連載された作品だという紹介があって、「60年」が「1960年」ではなく、「昭和60年」だと気付くまでに一瞬の間があった。1986年4月20日第1刷発行、1987年5月15日第5刷発行。定価370円(本体359円)。
    収録作品:「少年は荒野をめざす」

  • 昨年(2016年)亡くなった吉野朔美の名作。年末年始の帰省時に、実家に残っていたのを再読しました。80~90年代の吉野朔美の作品はほとんど読んでいたと思うのだけど、ほとんど処分してしまっていて、ただ、これだけはどうしても捨てれらなかった。10代の頃にこの作品に出会っていなければ処理できなかった感情がたくさんあった。今でも恩人のような作品。

    陸よりも、日夏さんよりも菅埜くんと小林くんとトリオでいた頃の狩野が好きだった。ていうか菅埜くんと小林くんが好きだった(笑)

    「金木犀は夜 闇に光る」「また会ったね」「また会えたね」の見開きページで今でも無駄に号泣してしまう。


  • 青春ですね。

  • 全6巻

  • 全6巻。<br>吉野作品で一番好き。夢のような、悪夢のような少年期とその終わり。いろいろと、思い出深い作品。

  • そしてアホなのでブーケ版も持ってます。今から20年前の作品だと思うと驚愕じゃないですかね?狩野の年齢を13・4歳にしてしまえば現在の方が通用する内容なんじゃないかとも思うし。

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