少年は荒野をめざす 4 (ぶーけコミックス)

著者 : 吉野朔実

• 集英社 (1987年8月1日発売)

感想・レビュー・書評

[norifさんの感想 · 2018年6月24日]

狩野「スカートって股間が不安じゃない？」
海棠「その不安感が男を挑発するんだ！！」
当時の女友達が吉野朔実を愛読していて、この台詞を教えてくれた。この作品を知ったのは、それがきっかけだったと思う。１９８７年８月１７日第１刷発行。定価３７０円（本体３５９円）。
収録作品：「少年は荒野をめざす」

[yamaitsuさんの感想 · 2017年1月5日]

ストーカーという言葉は当時はまだ一般的ではなかったのだっけ。しかしこういう心理は古来から存在していたわけで。むかつくけど、でも狩野を憎むストーカー男の心理はちょっとわかる気がする。だって狩野は作家の母を持ち中学生で自らも作家デビューし、なおかつエキセントリックな美少女だ。イラっとする人もそりゃいるだろう。おそらくはこの作品自体の読者にも。