- Amazon.co.jp ・マンガ (192ページ)
- / ISBN・EAN: 9784088715254
感想・レビュー・書評
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【あらすじ】
幽助の提案で、魔界の覇権を賭けた戦い、魔界統一トーナメントが開催した。雷禅の旧友達の参加で、大会は誰が勝つかわからず混迷する。大会の後、人間界に戻った幽助達はそれぞれの道に…!?
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子どもの頃から何度も読んでますが、やっぱり面白い!戸愚呂が出てきた辺りからテイストが一気に大人向けになるのは何故なんでしょうね。冨樫先生の心境の変化?私は後半の雰囲気の方が好きなので別にいいですが。「今のお前に足りないものがある 危機感だ おまえもしかしてまだ 自分が死なないとでも思ってるんじゃないかね?」の台詞は、大人になった今でも自分を奮い立たせるときに頭の中で唱えます。
個人的には、最終巻の飛影と軀の話が少年誌とは思えないほど狂ってて好きです。寄生植物と一体化した汚いおっさんをプレゼントするとか、、、詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
久しぶりに読み返したら「この終わらせ方しかない」とさえ思えるようになりました。
尻切れどころか、「ちゃんと着地させてる」という気がしたのです。
たとえば、「バトルの途中で大声で叫んでそのまま終わり」とかそういう終わらせ方じゃないのです。
どのキャラも落ち着くべきところにちゃんと落ち着かせて、その上で終わっている。
世界設定の説明も最低限のことは果たしているし、
「霊界探偵をやらなくなる意味」もちゃんとある。
幽助が「ただのケンカやろーぜ」といい始めて、その後ろにみんながのこのこついてきちゃった時点で、
キャラが「これ以上動けねえよ」って言い出したんじゃないかという気がしてくるのです。
あとはどれだけバトルをやっても、みんなさわやかな顔で殴り合ってるだけだから、葛藤がうまれようがない。
お話が動いてくれない。
つまりこれ、「作者が体力の限界が来て投げ出して、終わらせた」という理由は確かに正しいのだけれど、
同時に、「キャラの言うことに作者が正直にしたがった」という部分も確実にあるような気がするのです。
そしてそれは、「締め切り間際に失踪した」とかそういう種類の投げ出し方とはぜんぜん別じゃないか、
ものすごく誠実な終わらせ方をしてるんじゃないかと思うのです。
「少年ジャンプのバトル漫画」という見方をしたら変な終わり方かもしれないけれど、
「幽遊白書という作品」としては、ものすごくきちんと終わらせてるんじゃないかと思うのです。 -
「鼻クソ入れたろか、ラーメンだけに」は
「ザーメン入れたろか、ラーメンだけに」
だったらしいですが、真偽のほどは?近々、図書館で当時のジャンプ確認しに行こうと思います。まんだらけで買っちゃうのもアリかな。
武術界後半~仙水編の書き込みが半端じゃない。戸愚呂の地獄行きの辺りとか、仙水編の怪しさやグロさは本当に描きたかった題材だったんだろうと感じる。
今でも知りたいのは、蔵馬の勤める中小企業について。
「オヤジの会社の方が面白くってね」
長髪でも可能で、聡明かつサイエンスを好む高卒の蔵馬がおもしろがる職種はいったいなんでしょう。
幽助の寿命とかね。螢子と生活できるのかな。彼女は冨樫が一番嫌うキャラクターですから、あっさり悲しませる可能性もある。面白い。 -
最後の写真が本当に切ない。人間と妖怪、いつかいなくなる仲間たち。
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やはり面白い。小さい頃は妖狐蔵馬が好きだったけど、読み返してみると仙水、樹、鴉など敵キャラもかっこよかったなあと。唐突に物語が進んだり終わったりもまた魅力。
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確かにこのグダグダな締めはひどいが、最終話に幽助と螢子ちゃんの1話から不変な関係が、「女神」と括られている、なんかそれは幽☆白って物語の基盤として根付いていたものなんだと思うと、少なくとも私は、それによってこの漫画は救われたように感じました。大好きです。
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当時、夢中で「ジャンプ」を読んでいたて本当にこの頃は傑作が多かったなぁ、と思います。冨樫氏の漫画はどれもストーリーの深さが凄いけれど『幽遊白書』は中でも傑作だと思います。登場人物一人一人の生い立ちすべて心に深く残ってそれぞれの能力が個性的で、戦闘シーンもかっこいい。おまけに、サブキャラたちが、サブではとどまらないほどに魅力的。何度読み返しても同じだけ笑って感動して泣ける漫画。これはアニメも傑作だったなぁ。とくに主題歌!今でも歌います。▼完結/全19巻
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「冨樫だから…」で総てが許される理由が分かった。
面白いし、絵も巧いし、キャラクターに嫌味がない。凄すぎる。
持っているのは完全版ですが、コミックス19巻の巻末イラストの為に、19だけコミックスで持っています。 -
クラシック。
戸愚呂弟の真っ直ぐで不器用な所、切なく悲しい生き様に心打たれました