STEEL BALL RUN vol.11―ジョジョの奇妙な冒険Part7 (11) (ジャンプコミックス)
- 集英社 (2007年3月2日発売)
- Amazon.co.jp ・マンガ (200ページ)
- / ISBN・EAN: 9784088743363
感想・レビュー・書評
-
「黄金長方形をつくれ!」
姿を見せない刺客のスタンド攻撃に追い込まれるジョニィたち。鉄球も爪弾も通用しない相手を倒すため、ジャイロはジョニィへ「黄金の回転」の技術を伝授する。
ジョニィ渾身の「できるわけがないッ!」が炸裂!確かにあの説明を聞いてもそうなるよね(笑) 刺客の手によって沈むジャイロ。ギリギリまで追い詰められたジョニィ。完璧な何かで取り囲まれたと思われた状況の中で見出した「本物」。観察によって状況が逆転するというのはまさにジョジョ!自分の眼で本物を探せ!そこから無限の力は生まれる。
そして身につけた新しい能力!スタンドの成長はワクワクするよね。回転は穴の中でも生きているって言葉がまさにジョニィに重なる。どん底だと思われた人生の穴でも、回転し続けることで自分を生かせるのだと。刺客の正体はかなり予想外で驚きを隠せない。決着のシーンは「男の世界」を感じさせる決闘になっていて見事だった。
大樹の根本で出会った謎の少女。正直者は得をするという話かと思いきや、そんな生ぬるい話のはずがない。「手に入れたものは全て使い切らなくてはいけない」そのルールを守れなければ容赦ないペナルティが襲う。さらに、後方からは追手も!遺体争奪戦は奇妙な物語へと転がり込んでいく。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
エコーズACT2思い出す
-
11巻なので基本構造は割愛。
STEEL BALL RUNになって、苦情的な事しか書いていない気もする…強い違和感がぬぐえないのは、6部と7部を読む間に時間を空けてしまったことが原因ではないと思うのよね。
なんとなく感じたのはAIが描いた漫画のようだという印象。
1~6部をコンピュータに解析させ、ジョジョの構造を学習させて、続編として書かれたような印象。
従来のシリーズを踏襲はしているものの、新しい構造はあまり見られず、設定などの細かな説明が不十分な感じは、AI作品の特徴な気がしてしまうのよね。 -
表紙のツェペリが美人すぎるな。
最後のページの11人がなんか怖いな。後頭部どないなっとんねん。 -
「サイレント・ウェイ」の正体、ここで消費してしまうのか、ちょっともったいないのでは?と思ってしまった。それとも最初からその想定だったのか? 今回は、サブタイトルにもある「黄金長方形」を手に入れる話だったのかな。シュガー・マウンテンのパターンはこれまでにもどこかであったような。どこでだっけ?
-
黄金長方形の巻はここか。「できるわけがない」連呼するジョニィさんはとても主人公と思えぬテンパり具合
サンドマンのスタンドは自然の中で生きてきた彼っぽくてビジュアル含め素敵ですね。志半ばでというのは切ないけど。 -
音を操るスタンドの本体が意外すぎて驚いた。