傭兵ピエール 2 (ヤングジャンプコミックス)

  • 集英社
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感想 : 2
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (204ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784088767857

感想・レビュー・書評

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  • 肩に矢が刺さるシーン、映画のジャンヌダルクでもあったな〜

  • どんどんカリスマ性をまとっていき、フランス軍の志気をあおるジャンヌ・ダルク。
    シャルル7世がなかなか登場しないと思ったら、戴冠式の場面でようやく出てきました。無気力な馬面と称されている、くすんだキャラクターでした。

    戴冠式後にジャンヌと会ったピエールは、彼女のオーラが失われたことに驚きます。
    ここからまた新たな展開となっていくのでしょう。
    たくさん登場人物が出てきますが、キャラクターの性格がはっきりしているため、話に取り残されることはありません。

    絵に慣れると、この線の多いタッチこそが、作品にぴったり合っていると思えてきます。
    マンガもかなり読みごたえがあるし、まだまだ続きがあるので、原作はよっぽど本腰を据えて読まないといけないなと思いました。

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著者プロフィール

佐藤賢一
1968年山形県鶴岡市生まれ。93年「ジャガーになった男」で第6回小説すばる新人賞を受賞。98年東北大学大学院文学研究科を満期単位取得し、作家業に専念。99年『王妃の離婚』(集英社)で第121回直木賞を、14年『小説フランス革命』(集英社/全12巻)で第68回毎日出版文化賞特別賞を、2020年『ナポレオン』(集英社/全3巻)で第24回司馬遼太郎賞を受賞。他の著書に『カエサルを撃て』『剣闘士スパルタクス』『ハンニバル戦争』のローマ三部作、モハメド・アリの生涯を描いた『ファイト』(以上、中央公論新社)、『傭兵ピエール』『カルチェ・ラタン』(集英社)、『二人のガスコン』『ジャンヌ・ダルクまたはロメ』『黒王妃』(講談社)、『黒い悪魔』『褐色の文豪』『象牙色の賢者』『ラ・ミッション』(文藝春秋)、『カポネ』『ペリー』(角川書店)、『女信長』(新潮社)、『かの名はポンパドール』(世界文化社)などがある。

「2023年 『チャンバラ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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