さよなら絵梨 (ジャンプコミックス)

著者 :
  • 集英社
4.13
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本棚登録 : 1635
感想 : 80
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (208ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784088831671

感想・レビュー・書評

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  • 何を読まされているのか意味がわからない部分も多いのですが、何故か心に刺さります。
    意味深なシーンの連続なのに最後の大爆発が良いです。

  • 母の願いで優太は病気の母の日々を撮る。編集して良い感じに音楽をつけた映画を体育館で上映したが、生徒たちの感想は、「糞映画」。自殺しようとした優太は、絵梨と出会い絵梨を撮る。コマ割りが実際に映画を見ているようで、不思議な読後感が良かった。

  • ■書名

    書名:さよなら絵梨
    著者:藤本 タツキ (著)

    ■感想

    この人の漫画は初めて読みました。
    評価が高い漫画家さんですね。

    うーん、面白いのかな?これ。
    表現方法は面白いと思うのだけど、内容をシンプルに考えたときに斬新かな?
    という疑問がわきます。
    みんな、この漫画家さんが描いたのではなく無名の新人が描いても、同じ評価
    なのかな?という疑問を抱く感じ。

    現実と非現実の境界を描いている漫画ってたくさんあると思うし、そのうちの
    一つだと思う。
    ようは、如何様にも解釈する手段が存在する漫画であるという点が全て。

    こういうのが好きな人にはたまらないと思う。
    別に、「結論を明確に記載しないものは認めない/つまらない」というわけでは
    ないし、こういうのが嫌いなわけでもない。
    むしろ好きな部類だと思う。
    ただ、この漫画の内容がシンプルに面白く無いな~と感じた。それだけ。

    表現の好み。その一点のみかな。

    最近思うのだけど、漫画から「分かるよね?と詰められている感じ」を受ける
    ものは好きじゃないんだと思う。
    まあ、こんなの個人の感覚でしかないんだけど。
    読み手に「この漫画、偉そうだな~」と思わせるものは「つまらない」と感じます。
    それは決して、難しい漫画が嫌いとかではないんですよね。
    好みって面白い。

  • 藤本タツキの漫画に賛否両論があるのは、きちんと哲学がある証拠だと思ってる。
    美化されがちな別れにとりつかれるくらいなら、そんなさよならは爆発させてしまえ!今回はそんなメッセージがあった。
    さよならには、相手や思い出を浄化する作用があって、人は時にその美化から動けなくなることがある。
    そんなさよならすら人生には存在する。
    ラストは主人公の人生に対する、何としても前を向いて歩くという覚悟だと思った。
    私は別に、さよならできないなら、それでもいいと思ったのだけど。忘れるから、出会える。それも、いい。

  • やはり藤本タツキは天才やね。絵梨は魅力的な女の子ですね。

  • 生と死や創作物への向き合い方がよく描かれていて藤本先生の才能とカリスマ性とに圧倒された。心に訴えかけるものがある。ラストに感動

  • じっくり読むはずが夢中になってしまって爆速で読み終えてしまった。
    生きる者が思い出を美しく塗り替えてしまうことをそっと肯定してくれる優しい作品だなと。
    思い出の中の故人がどうしようもなく美化されていくのを不誠実なことだと思っていたから、なんてあたたかい救いの話なんだと思った。

    的外れな感想かもしれないけど。

  • やっぱやべえこの読切

  • ちょっとわかりづらいがまぁ面白かった。

  • どこからが映画でどこからが現実かわからない、今敏の「千年女優」みたいな漫画。

    元々タツキ先生の作風が映画みたいだから、内容とよくマッチしていてより現実感がなくなっている。

    ラストはそう来たか!と思った。

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著者プロフィール

1992年秋田県出身。秋田県立仁賀保高等学校情報メディア科CGデザインコース卒、東北芸術工科大学美術科洋画コース卒業。2016年から18年にかけ「少年ジャンプ+」で『ファイアパンチ』を連載。その後、「週刊少年ジャンプ」で『チェンソーマン』の連載を開始し、20年に第66回「小学館漫画賞」少年向け部門を受賞。翌年には、同作品でハーベイ賞BestManga部門を受賞した。22年にアニメ化された。

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