- Amazon.co.jp ・マンガ (208ページ)
- / ISBN・EAN: 9784088831671
感想・レビュー・書評
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何を読まされているのか意味がわからない部分も多いのですが、何故か心に刺さります。
意味深なシーンの連続なのに最後の大爆発が良いです。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
母の願いで優太は病気の母の日々を撮る。編集して良い感じに音楽をつけた映画を体育館で上映したが、生徒たちの感想は、「糞映画」。自殺しようとした優太は、絵梨と出会い絵梨を撮る。コマ割りが実際に映画を見ているようで、不思議な読後感が良かった。
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藤本タツキの漫画に賛否両論があるのは、きちんと哲学がある証拠だと思ってる。
美化されがちな別れにとりつかれるくらいなら、そんなさよならは爆発させてしまえ!今回はそんなメッセージがあった。
さよならには、相手や思い出を浄化する作用があって、人は時にその美化から動けなくなることがある。
そんなさよならすら人生には存在する。
ラストは主人公の人生に対する、何としても前を向いて歩くという覚悟だと思った。
私は別に、さよならできないなら、それでもいいと思ったのだけど。忘れるから、出会える。それも、いい。 -
やはり藤本タツキは天才やね。絵梨は魅力的な女の子ですね。
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生と死や創作物への向き合い方がよく描かれていて藤本先生の才能とカリスマ性とに圧倒された。心に訴えかけるものがある。ラストに感動
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じっくり読むはずが夢中になってしまって爆速で読み終えてしまった。
生きる者が思い出を美しく塗り替えてしまうことをそっと肯定してくれる優しい作品だなと。
思い出の中の故人がどうしようもなく美化されていくのを不誠実なことだと思っていたから、なんてあたたかい救いの話なんだと思った。
的外れな感想かもしれないけど。 -
やっぱやべえこの読切
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ちょっとわかりづらいがまぁ面白かった。
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どこからが映画でどこからが現実かわからない、今敏の「千年女優」みたいな漫画。
元々タツキ先生の作風が映画みたいだから、内容とよくマッチしていてより現実感がなくなっている。
ラストはそう来たか!と思った。