ゴールデンカムイ 16 (ヤングジャンプコミックス)

著者 :
  • 集英社
4.22
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本棚登録 : 1946
感想 : 67
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (202ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784088911762

感想・レビュー・書評

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  • よかったねゲンジロちゃん…

  • サーカス編は笑えた( ´∀`)

    張り合う杉本、

    そして何より
    源次郎ちゃん(笑)

  • 巻頭カラーの尾形とキロランケがすごく悪人っぽい笑

    アシリパの成長を見守る白石の顔を見て、杉元はこんなふうにはアシリパの成長を見守ることも喜ぶこともできないと思った。
    漫画の展開としてもキロランケと尾形の目論見としても、杉元はアシリパと一旦離れる必要があったんだな。

    どうしてキロランケと尾形は手を組むことにしたんだろう?いつから?

    土方一行が話を聞いたアイヌは、動物が好きな変態の話で出てきたコタンの人?
    このエピソードではるろうに剣心を思い出した。幕末は本当に暗殺が盛んだったのかも。恐ろしい時代だ。
    この人斬りの人は、被差別部落出身者だったのかも。

    勤皇主義ってなんだっけ?徳川幕府じゃなくて天皇家に従いたいってこと?現代からしたら、天皇家存続は差別撤廃にはなんの役にもたたなさそうと思ってしまうけど、徳川の支配しか知らない当時の人が、天皇家にそうした期待をするのも仕方なかったのかも?

    しっとりした土方組の余韻を噛み締めながらページをめくると、杉元一行が全力疾走してた。
    曲持は現在では各地の郷土芸能保存会などで受け継がれているらしい。Youtubeで曲持を調べると、神奈川県川崎市の動画がたくさん出てくる。
    力持ちのための芸らしい。

    杉元組の軽業エピソードは、鯉登少尉がイキイキ楽しんでるのがかわいい。
    ゲンジロちゃんと少女団のやり取りを無表情で黙ってずっと眺めてる月島軍曹が面白すぎる。どんな感情なの?

    ウイルタ民族の天葬は、長い冬の間は地面が厚い雪に覆われる環境下ではとても理にかなっている文化だ。
    次巻は尾形のスナイパー対決から。

  • サーカス団の印象が強すぎて、土方の話とか忘れてたな。

  • 「ゴールデンカムイ(16)」野田サトル著、集英社、2018.12.24
    200p ¥594 C9979 (2024.04.25読了)(2024.04.12借入)(2022.07.18/15刷)
    尾形、キロランケ、シライシ、アシリパは、樺太を北へ向かう。
    杉元、月島、鯉登音之進、谷垣、チカパシはアシリパのあとを追う。
    土方、牛山は、根室で土井新蔵・人斬り用一郎を探している。網走監獄を脱走した男。
    キロランケの目的地は、アレクサンドロスカヤ監獄と思われる。
    鶴見中尉によれば、キロランケは1881年の皇帝アレクサンドル2世の暗殺実行犯の一人だという。物語の舞台は、ロシア領へと移ってきそうです。

    【目次】
    第151話 ジャコジカたち
    第152話 人斬り
    第153話 京都
    第154話 残り時間
    第155話 ヤマダ曲馬団
    第156話 不死身の杉元ハラキリショー
    第157話 樺太島大サーカス
    第158話 大トリ
    第159話 ウイルタ民族
    第160話 国境

    ☆関連書籍(既読)
    「ゴールデンカムイ(1)」野田サトル著、集英社、2015.01.24
    「ゴールデンカムイ(11)」野田サトル著、集英社、2017.08.23
    「ゴールデンカムイ(12)」野田サトル著、集英社、2017.12.24
    「ゴールデンカムイ(13)」野田サトル著、集英社、2018.03.24
    「ゴールデンカムイ(14)」野田サトル著、集英社、2018.06.24
    「ゴールデンカムイ(15)」野田サトル著、集英社、2018.09.24
    「カムイ・ユーカラ」山本多助著、平凡社ライブラリー、1993.11.15
    「アイヌ人物誌」松浦武四郎著・更科源蔵・吉田豊訳、平凡社ライブラリー、2002.01.09
    「知里幸恵『アイヌ神謡集』」中川裕著、NHK出版、2022.09.01
    (アマゾンより)
    この旅は…取り戻す、金塊の謎を解く、父の記憶を辿る旅。杉元、鶴見、土方一行は、それぞれの戦いへ。幕末の人斬り、ハラキリ、少女団。射線が死線! ロシアVS山猫スナイパー対決開始!! いつも以上に何でもござれ! 樺太闇鍋ウエスタン・第16巻!!!!!!!

  • 釧路で土方歳三たちは新たな刺青囚人の行方を探す。人斬り用一郎は根室にいた。杉元たちはアシリパたちに居所を知らせるためにサーカス団で出し物をやることに。出し物は成功するが、杉元はロシア人に襲われる。サーカス団の団長は元陸軍将校であり、サーカス団を装ってロシアをスパイしてた。それでロシアに狙われているのだった。杉元たちは樺太の北にあるアレクサンドフスカヤ監獄の話を聞く。キロランケたちの目的地もそこだと踏む。キロランケたちはロシアに密入国するため、ウイルタ族に変装して国境を越える。鶴見中尉はキロランケがロシア皇帝アレクサンドル二世を暗殺した実行犯だと語る。情報をロシアに流されたキロランケたちは待ち伏せされロシアに狙撃される。

    ・アレクサンドル二世…孫はロマノフ家最後の皇帝ニコライ二世。1881年に暗殺される。

  • この巻の入れ墨男は渋い。「人斬り用一郎」は幕末に勤皇派のために汚れ仕事を引き受けていた殺し屋だが、すっかり年老いて呆けてしまっている。土方との闘いの中で、彼の精神は信念のために生きた青年時代に戻ってしまうのだった。

    杉元一行も樺太の豊原に到着。そこでロシアを旅する曲馬団「ヤマダ一座」のイベントに参加する。ハラキリショーの最中、杉元はロシア人の刺客に殺されそうになる。座長の山田は元陸軍将校で、ロシア各地で集めた情報を軍に流すスパイだったのだ。

    一方のアシリパたちは現地アイヌのウィルパ族に交じって、樺太の国境線を越え、ロシアに密入国しようとする。しかし、彼らの意図を察した鶴見がロシア側に情報を流し、アシリパたちの犬ぞりはロシアの狙撃兵の攻撃を受ける。

    それにしても旅芸人の話とか、樺太の地誌とか、その生態に生きる動物とか、樺太に住むアイヌの日常とか、野田は実によく勉強している。えぐい話にいい感じのギャグをかませるだけでなく、読み手の知的好奇心もくすぐってくるあたり、すごい。

  • 樺太編

  • 樺太を舞台にした追いかけっこ。歴史も学べる内容が
    いい

  • 少女団で踊りをがんばる谷垣ニシパw

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