- Amazon.co.jp ・マンガ (208ページ)
- / ISBN・EAN: 9784088913254
作品紹介・あらすじ
「高校演劇」との出会いが、すべてを変えた──
仙台星見高校に入学した土暮咲良には、誰にも言えない創作活動への秘めた熱意があった。ある“きっかけ"で創作を諦めかけていた彼女だったが、「高校演劇」や仲間との出会いによって、彼女の日常は“劇的"に変化していくことに──
いま、誰もが輝く青春群像劇の幕が上がる!
感想・レビュー・書評
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>時々「私たちは何をしているのだろう」と思う
>何もない舞台に世界を創り
>1時間に満たない物語を観客と共有し 幕を閉じ
>そしてまた何もない舞台に
>その繰り返し
>幕を上げ 幕を閉じ 幕を上げ 幕を閉じ
>そして私たちは 現実と虚構の狭間で「青春」を垣間見る
>この「高校演劇」という舞台で
廃部寸前、3人しかいない演劇部に入部した3人の新入生が、演劇の世界に魅せられていくお話。仙台が舞台でちょいちょい方言が入るの可愛い。
まずなんといっても演劇シーンの圧がすごい。これが最大の魅力。舞台上の空気の変わりよう、キャラクター達の変化が毎回印象的でガツンとくる。
なんとなくで入部したはずの新入生たちがはまっていく過程も青春!って感じでいいですね。
ジャス子先輩とリューグーちゃんが好き。冷めてるようで熱いところが似てる二人。過去の演劇部に何があったのか、わたし気になります。
ところで著者は「マヤさんの夜ふかし」の方ですよ。
あれ好きだったんです。方向性が違いすぎますがお勧めです(ダイマ)
https://manga.line.me/book/viewer?id=0024qn75詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
表紙のキャラクターの表情に惹かれて手に取りました。
『まくむすび』…ごはんのお話かと思ったら
高校演劇のお話でした。「まく」がメインだったか(笑)。
面白いなと思うのは、主人公含め演劇部に入った面々に
「演劇を志していた人」がひとりもいないこと。
主人公はもともとマンガを描こうとしていた子だし、
入部した後も演技より「物語を作る」ことに惹かれている。
普通に考えるお芝居ものとは少し違うけれど、
「何かに興味を持つこと」「やってみたいと思うこと」
そこから新しい世界や閉じられていた扉の先への
道が拓けるんだなぁと感じました。この先の展開に期待。 -
高校演劇部の物語。ジャス子さんの演劇のセリフ回しがカッコよくて。器楽音楽を聴くみたいに気持ちよくて。演劇って本当はほぼ見たことないのだけど、楽しめました。
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読了。ああ、私も高校演劇部に入りたいと思った。
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今更、俗に言われる既成に3種類あるのを知った…。