ゴールデンカムイ 23 (ヤングジャンプコミックス)

著者 :
  • 集英社
4.15
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本棚登録 : 1686
感想 : 61
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (202ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784088917047

作品紹介・あらすじ

黄金への欲望が人生を狂わせるのか、黄金に狂わせる魔力があるのか。熾烈さを極める金塊争奪戦、北海道で再び激突する正義と正義!! 「天から役目なしに降ろされたモノはひとつもない」谷垣・インカラマッ、鯉登・月島、そして、家永。役目が問われる第23巻!!!!!

感想・レビュー・書評

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  • 刺青人皮も残り枚数4枚!目撃情報のあった囚人を巡って、それぞれの陣営が動き出す!野良尾形は土方のもとへ収まることに。片目を無くしたのは狙撃力にかなり響いている様子。磨き上げた切り札を奪われた尾形がこれからどう立ち振る舞うかが気になるね。

    そして、今回は愛の物語だった。人を育むのも、人を殺すのも愛。明かされた宇佐美の過去。忠誠心の強さの反面、殺人をためらわないほどの嫉妬深さを見せる。まさに愛ゆえの狂気。生まれながらにして兵士というのも宇佐美のことなんだろうね。鶴見が策略によって植えつけたものではなく、自然に育んだ愛を糧に敵を殺す。最初は変なキャラだなってくらいだったのに、今では敵に回したくないキャラになってきた。

    もう一つの愛の物語は、谷垣の子を宿したインカラマッの出産。命の危険を犯しても、命の誕生する場面に寄り添いたかった。それこそ谷垣の役割だったのかもしれないね。命がけで谷垣たちを逃がした家永。それを追う月島と鯉登。月島の抱える過去の重さがここに来て暴かれ始めている。鶴見に植えつけられた愛と罪悪感。新しい命が生まれる場所で、月島もまた生まれ変わることができるのだろうか。

  • 金塊を追い求めるために組んだり敵に戻ったり、その度に胸は締め付けられるんだけど、新しい気持ちも湧いてしまうから、続けて読んでしまう。
    シマエナガ、可愛かったな…でも、結末が予想を裏切ってくれなかったので☆-1です。そればっかりは…涙が出ました。
    鶴見中尉は怖いし、巻末に向けてのインカラマッの出産に立ち会うメンバーは申し分無し。
    ただ、この巻で亡くなる人がいまして…そこも悲しくて、最初は怖かった人なのに、自分でも不思議な感情。

  • シマエナガちゃん…友人から写真集もらったので好きだったのですが…

  • 野良尾形。二階堂と羊羹。シマエナガちゃん。
    少年宇佐美。
    家永。谷垣。インカラマッ。
    月島さん。鯉登くんの成長

  • 激アツ巻!!!

  • 家永さん…

  • ハラハラした
    色んな愛がある

  • 谷垣マタギ、インカラマッおめでとう!
    そして何より月島軍曹が痛々しいというかやっぱり可哀想だなと。やってることは側から見たら(夫婦側)、完全に悪役なんだけど、そこに至る過程と理由は可哀想なんだよなぁ。
    で、いざ出産となると男たちは軍の中での上下は関係なく一人間として動かされるんだよなぁ。出産という土壇場での女たちは逞しい。ほんでさっきまでヤバい顔して人に銃を向けてた人間に赤ん坊を任せる判断もすごい笑
    茫然としてて赤ん坊見るぐらいしかできないと思われたのかな。気が紛れてよかったね軍曹!
    鯉登さんがすこぶる常識人になって嬉しい。

    宇佐美さんはヤバすぎてちびるかと思った。この人はずっとイカレっぱなしなんだろな。

  • 最後のコイト少尉に驚き。月島が哀しい。
    赤ちゃんの前ではみんな同じ。
    家永がそう行動するとは。
    2人と赤ちゃんは希望になるのだろうか。
    ウサミというまた壊れた人材が出てきた。
    鶴見の大義?はなんなのか。

    刺青の囚人だけじゃなくて人々が入り乱れてて、整理するのが大変になってきた。
    札幌の殺人は海賊とは別?
    あと4人とはいえまだまだ中身が濃くて先が見えない。

    閑話休題の感があった話。
    どうしたのかと思ったら。
    杉元、食べちゃうのね…

  • 花札楽しいよね。

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