ゴールデンカムイ 29 (ヤングジャンプコミックス)

著者 :
  • 集英社
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本棚登録 : 1386
感想 : 57
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (202ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784088922430

感想・レビュー・書評

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  • アシリパさ~~ん

  • 2011.12.31 読了

  • 五稜郭戦

  • 砂金が降るシーン、ちょっと泣けたわ……。

  •  大の大人が揃いも揃って、あまりの結末に泡を吹いて倒れる29巻である。
     函館は五稜郭、廃墟となった函館山のロシア領事館から運び込まれたはずの金塊が、実は……という美しくも腰砕けの一捻りは実にお見事な緩急だろう。

     そして後半、強運な男がもたらしたヒントが、黄金の雨を導いた。
     29巻を費やして追い続けた物語最大の謎が解ける、そんな29巻である。

     先に述べておくと、私は2022年のGWの無料公開時に読んだ後追い読者である。
     ご祝儀も兼ねて、終結間近の3巻を購読させていただいたが、一読ゆえの浅さはご容赦願いたい。


     それにしても、本当にスケール感が大きい。
     一大シリーズのクライマックスに相応しい密度の物語、そして高密度の絵の数々。
     例えば、鶴見中尉が夢見るおぞましい蝦夷地改造計画が描かれた見開きは、あまりに美しい芥子の花畑が描かれている。
     幾度となく描かれる函館や五稜郭の絵といい、本当に絵力が強い。

     そしてこの物語の主人公の一人である土方歳三。
     彼が後世に託して残した準備が巻末に置かれているのも心憎い。
     過去編で伏線を引き、いざ決戦へと臨む物語の臨場感は異様なほどに熱い。

     本当に高品質極まりない作品である。出会いが遅れたのがつくづく惜しまれる。
     今巻は単体で余裕の星五つ、精確に述べれば星七つ相当のドラマだろう。

     すでにして猛烈に死者を生んでいる最終決戦、五稜郭での決戦は日本軍第七師団を前に、新撰組残党、極東ロシアのパルチザン、そして主人公ら連合軍が籠城戦に入った。
     援軍なき籠城は愚策だが、老将・土方に策は残されているのか。
     次巻に乞うご期待、といったところだろう。

  • 函館山のロシア領事館 五稜郭はどうして星の形をしているのか…答えは「戦う為」だ_「稜堡式城郭」といって室町時代頃に西欧で発明されたものを取り入れて作られた そもそもアイヌが榎本武揚と土地占有の条約を結んだのは森を守る為か? 永倉新八こそ最後に喧嘩がしたくて疼いている頭のいかれた新撰組の生き残りじゃないか 大沼公園駅名物の大沼団子 戦略の基本は如何に相手の「選択肢」を奪うかだ 稜堡の敵を排除する 回転丸の主砲だ

  • 函館の戦い

  • 金塊発見!!

  • 金塊見付けたとき井戸の中にいたのが杉元とアシリパさんと白石っていう初期メンなのがいいなあ~~

  • 五稜郭編に突入。
    金塊の行方がついにわかる巻。
    それから、今後のことを考えると主要メンバーがどこにいるのかを把握しておかないと、次以降の巻を読むときに「あれ?」と思ってしまうのでじっくり読むべしな巻。

    そしてとりあえず思ったのは・・・
    金塊のことになると正体不明になる白石おもろすぎ。ケツの穴までモロ見えでこっちが恥ずかしいやん。さらに目がイってる顔芸もありで笑える。
    あと、若い時の土方爺さんはやっぱかっこええな。憧れの榎本様も登場して、幕末好きとしてはちょっとウレシイ。

    金塊発見のシーンはアニメで観たらどんな感じかな。

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