きっと愛してしまうんだ。 (3) (フラワーコミックスアルファ)

著者 : 一井かずみ

• 小学館 (2017年4月10日発売)

作品紹介・あらすじ

きみが大好きだから、少しずつ進む――

彼にちゃんと“好き”って言おう――…

同期の谷地（やち）との同居生活はぎこちなくも順調に過ぎていく。谷地との距離が近づくほど、熊谷（くまがい）主任とつき合っていた過去を、彼に知られたくなかった歩（あゆむ）は、自分の気持ちに気づき、ついに本心を打ち明ける。そして二人は二度目のキス――。その矢先、歩は熊谷のアシスタントに戻ることになり、さらに「やり直そう」と言われ…？

心が通う、それが「恋」――おとなの“恋愛”ものがたり、第3巻！

感想・レビュー・書評

[はりさんの感想 · 2017年5月4日]

メインの2人ともかわいい。社会人同期ものなのに、話が中学生レベルのピュアさでかわいい。ようやく付き合うとこまでたどりついたのに、そこからもなかなか進まないのもいい。

[naaaaatsuk1さんの感想 · 2019年2月7日]

やっぱり付き合ってなかったのかー。谷地くんも歩も真面目だな。キスはするのに。寂しいって言わせたくなるのに。二日ぶりってだけなのに可愛い2人だなぁ。熊谷主任はやっぱり自分の振った女が他の男のものになりかけてるのが面白くないのかな。ヨリ戻そうって言われてる事を話した時の谷地くんのリアクションが熱い。いい。やっと付き合った。わりと展開遅めなのに満足するのはひとつひとつの過程が丁寧だからかな。京都出張で泊まったのに何もないってホント中学生かな。今時の中学生すらそんなんじゃない気がする。そろそろガツンと進展して欲しいものです。

[ここPさんの感想 · 2019年1月2日]

熊谷さんは意識的にか無意識にか、あゆに呪いかけてんだな。努力を気づいてもらえないのは、褒めてももらえないということで、やっぱしんどいよなぁ。
谷地くんは社会人の風早くんみたいだな。谷地くんの告白、いいなぁ〜。
谷地くんも不安になることあるんだな。バレンタインの回の谷地くん、いっぱいいっぱいでかわいくて切ないな。

[にゃ〜さんの感想 · 2017年7月29日]

カメの歩みな二人の関係。谷地くん、若いんだからそこは寝不足なんて何とかしなさいよ。中学生かっ！という突っ込みもごもっとも。
次巻は今秋発刊予定。予告を見る限りでは、やっと大人な進展があるのかな？

[うさこまさんの感想 · 2017年6月6日]

とうとう！やっと！！恋人同士になった谷地くんと歩。
それでもまだもどかしい雰囲気で、なんかもぉ、読んでいて照れる。
だって、だって、歩がとにかく可愛いしっっ！
仕事だからと律してはいるけれど、実はガイドブックに付箋を貼りまくっちゃう程はしゃいでいるとか、最上級のギャップ萌え！そりゃ、谷地くん、たまんないよねー。
「せめてバレンタイン当日に渡さなきゃほかの子たちに負けちゃう！！」って大雪の中、谷地くんを迎えに行くとかも、可愛すぎてどーしてくれようかと思う。
そして、谷地くんの「藤田の失恋につけ込んでいいのかな」と思い悩む真摯さと、「藤田に寂しいって言わせたかったの！！」とか「俺が手を繋ぎたいだけ」とか「まだ今日を終わらせたくなかったんだ」とか言っちゃう愛情表現の正直さと、熊谷主任から歩へのアプローチに激怒する男の子らしさが女子にはたまらない。
そんな谷地くんを見つけた歩が、熊谷主任からのアプローチに微塵も揺らがないのは当たり前だよなー。だって、どーみたって、谷地くんのほうが器が大きくて素敵だもの。
でもやっぱり、一波乱あるよね。嫌だなー。

で、綾野嬢は今巻も男前。
波風をたてたくないとウジウジする歩に対し「俊輔譲ったらどうですか？」と切り出して「堂々としてください」と一喝する彼女は本当にかっこいい。
そう、綾野嬢はいつだってかっこよくて、正しい。
あーいう娘が寄ってきてくれる女にならないとなー。