海街diary(うみまちダイアリー)2 真昼の月(フラワーコミックス)
- 小学館 (2008年10月10日発売)
- Amazon.co.jp ・マンガ (194ページ)
- / ISBN・EAN: 9784091670373
作品紹介・あらすじ
それぞれに抱える悩みや想いが交錯して…
姉たちとのあたらしい生活にも慣れてきた、すず。そんな彼女が登校途中に見かけた男は、姉の佳乃(よしの)の元彼・朋章(ともあき)だった。彼に興味を持ったすずは…!? 鎌倉を舞台に家族の「絆」を描いた限りなく切なく、限りなく優しいシリーズ第2巻。
感想・レビュー・書評
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登場人物の気持ちがよく描写されている。
大人に話しだなあ。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
蛇、かぁ。。梅酒、おいしそう!!
朋章の過去を知ったすず。大人な対応だと思った。死ぬために故郷に帰ってきた人と、生きるために故郷を棄てようとする人。
みぽりん、中学生らしくていいな。
幸も幸せになれるんだろうか。 -
女性4人の生活ってこんな感じなんだなと思いました。
みんなまじめに悩みを人に相談したり、自分の気持ちを言葉にしたり、こんなに誠実に生きているひと達がいるのだなと思った。
毎年、庭の梅の木から取れた梅でみんなで梅酒を作ったりして、母がいなくても、丁寧に家族を営んでいた事がわかりました。
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"昨日、NHKの番組「家族にかんぱい」を見ていた。神奈川県の三浦を鶴瓶さんと剛力さんが尋ねる。そこに、16歳の漁師を目指す少年が登場した。すでに立派な大人の風情だ。
このコミックでは、家族の問題や病気やけがで、大人にならざるを得なかった子どもたちが描かれている。
マンガの世界の住人も、現実社会の三浦で漁師を目指す少年も、今後の成長を見守ってみたいと思ってしまう。という大人の視点からの感想と同時に、自ら学ぶことが多いことに気がつく自分がいる。" -
読了:2015/5/10
「花底蛇(かていのじゃ)」と、「真昼の月」がよかった。
「花底蛇」
すずちゃんがダイビングスーツでばしゃばしゃ来たときの朋章の顔と、「花屋敷は、隙間を埋めつくすものが植木鉢に変わっただけの『ゴミ屋敷』と同じだ」という指摘がよかった。
あと、「俺が殺したの」と言うところ、こういう影があって斜に構えたイケメン描くのが本当にうまいな。
「真昼の月」
キレイな終わりにせず、「私たちが母の家を訪れることはたぶんないだろう
母が鎌倉を訪れるのははるか先のことだろう」
という距離の取り方が適度でよかった。現実はこんなもんじゃない。そうだとしてとも、本の中までもああいう人らにかき乱された日常生活と、それに対する憎しみに侵食されたらたまらない。だからファンタジーとしてこれはありなんだと思う。 -
佳乃やチカだけではなく、幸の恋愛も、見え隠れはじめて、そこに含む問題が、またもや家族関係の問題と共通して...と奥が深いなあと思います。今後、それぞれの恋愛がどうなっていくのかも気になるところ。でも、風太、頑張れ!(笑)
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思いもよらないことが
ある日ふいに姿を現す
昼間 偶然見つけた
月のように
ー真昼の月ー -
4姉妹の長女、幸ちゃんがらみの話が多かった2巻。
身近な出来事だけが綴られるんだけど、姉妹の掛け合いを読んでるだけですごく心がほわっとするというか、もっともっとこの話を読んでいたい!という気持ちになってしまう。
4姉妹、どの子にも問題があって、どの子にもスッと共感できてしまう。アメリカドラマのSEX and The Cityの4人の女性は、全ての女性の立場を代表していたけれど、この海街dirayも似た感じを受けます。-
「全ての女性の立場を代表」
ふ~ん、、、観ていないので知らない。「海街」は色々な市井の人を性別、年齢問わず描いていて素敵です。。。「全ての女性の立場を代表」
ふ~ん、、、観ていないので知らない。「海街」は色々な市井の人を性別、年齢問わず描いていて素敵です。。。2014/04/21
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