- Amazon.co.jp ・マンガ (214ページ)
- / ISBN・EAN: 9784091838988
感想・レビュー・書評
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荒唐無稽すぎて、あまりしっくりきませんでした。
ネットという匿名の世界。主人公がインパクトにかけていたし(まあ、たいていの人間はこうなのでしょうけれども)内容も、“ネット”という現代のツールをとりいれているものの、そんなに活用されておらず…。内容自体は、このシリーズのなかでは一番普通でつまらなかったです。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
「センチメントの季節」最終刊です。
最初は、少年少女に視点を置いていたこの物語も、だんだんと大人の視点にシフトしていっている感じです。
1つは、少年少女なんて縛りでは、パターンが決まってしまうということもあるのだと思いますが、これをかくことで、榎本 ナリコ自身も、なんか、成長していったというか、感じるところがあったような気がします。
リアルって、なんでしょう?
それこそ、子どもの時代は、体の感覚だけがリアルだった。でも、思春期を越えて、心の比重がどんどん大きくなっていく。でも、多分、心だけがすべてというのも、また、間違っているのかもしれない。
その時、その時によって、振り子みたいに、価値観は揺れ動いているのだけれど、どっちかを大事にしなければ、そのツケは、もう一方にも影響を及ぼすというのは、真実の様な気がします。
純粋であるのかないのか、そんなことにこだわる必要は、本当はないのかもしれない。
それは、ただの妥協かもしれないけれど。でも、妥協することにも、意味はあるのかも。 -
古本で買っていて、やっと最終巻まで買えました。
読んだ事がある友達が、「あの、おばさんがコートばってやる作品結構好き」と言っていて、「どれ?」と思っていましたが、たぶんこれです。
やっぱり、5巻以降からあんまりおもしろくないですね。
残念です。
エロ要素があんまりないのだけれども、でもエロを描かないと成立しない作品です。
このバランスが素晴らしいですね。