重版出来! (2) (ビッグコミックス)

著者 :
  • 小学館
4.06
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本棚登録 : 1373
感想 : 106
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (200ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784091854162

作品紹介・あらすじ

今年の話題騒然作、出版業界チーム戦記!!

編集者から書店員までのチーム戦!!

新米編集者が味わう漫画リアル奮闘記。
チームで漫画を仕掛ける戦略、矜持、涙。興奮。
本気の醍醐味、極上の元気をあなたへ贈ります!!

【編集担当からのおすすめ情報】
このマンガの舞台は週刊マンガ誌の編集部ですが、
出版業界の方々だけではなく
どんなお仕事の方でも「自分の仕事を考えさせられる漫画だ」と
いう感想を多々いただいています。
就活生、新入社員の方々にもぜひ読んでいただきたいマンガです。

感想・レビュー・書評

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  • 心ちゃんが一寸さんの担当に!

    「作品を守ることは先生を守ること」
    「私が担当である以上、先生の信頼に絶対傷をつけさせません‼︎」
    長い連載の中で、担当編集者としてのバトンを受け取ったことに気づき、心ちゃんが一寸さんに言うシーンが素敵だと思った!

    あと、バイブスでは自分の描きたいものが描けてるかっていうと違うけれど、
    「自分では描けると思ってなかったものを描けてるんだ。」
    っていう一寸さんのセリフ、めっちゃかっこいいいなと思った。
    和田さん(編集長)すごいな〜。

    あとあと、製版所の遥さんの誕生日に彼氏さんが待っていてくれたところもお気に入り。

    マンガの熱さにつられて(?)
    レビューもつい熱が入ってしまいました。
    本っていいな!マンガっていいな!

  • 落ち込んで漫画が描けなくなる作家と、何とかして描いてもらいたい編集さんの構図なんですが、「売るため」=「読者のため」に小熊・黒沢が頑張る姿に好感。

    製版所の人たちのお仕事の様子は、どの辺が大変なのかはわからないけど、なんだか大変らしいってことはわかりました(笑)達成感があると仕事もやる気がでるのは同感です。

    アニメ化までした人気作を持っていたのに描けなくなった漫画家と、その作品を電子書籍化する話が出たことでようやく向き合えた娘の話が読んでて辛かった。娘のアユちゃん、また登場してくれるかなぁ。

  • 重版出来!正しく読める方は出版関係者かこの漫画を読んだ人だけでしょうね(笑)
    仕事のリサーチで知った漫画。業界の裏側を描いたお仕事漫画は面白くて当然!なのです。ただ、この作品は仕事をする上での心意気や
    ジンクスなど『そうそう!』ってなったり、『やりすぎだろ~』ってなったり共感ポイントが強いです。
    あんまり現実とかけ離れたスーパーマンが描かれないので、そこも理由かな。

    真面目に仕事してる人は電車で読むと泣いちゃうかもですよー。

    ちなみに、なんて読むかは買って確認を~

  • 1巻よりは面白かった。

  • 胸がじんわり熱くなって、ほろり泣きたくなる。
    なんだろう、このノスタルジック感。
    たまらんなぁ〜〜。

  • 1巻よりダンゼン面白い!
    ヒロインはいまいち人間味が薄いというか主役感が薄いというか…編集はあくまで裏方ということか!小熊ちゃんがんばれ!

  • 「タイムマシンにお願い」もすごくよかったんだけど、個人的には「シンデレラの夜」が地味によかった。なんか普通にというか、リアルにいい話。いいねぇ、きっとあの二人は幸せになれるね。

  • 高畑先生。デビューからずっとひとつの話に集中する。
    ひとりの女はいろいろ難しかったけど、気持ちはわからんでもない。
    牛露田先生。この一話で気になって1巻探したんだった。
    映画化電子化。古いものでもいいものはずっといい。
    そしていつも黒沢小熊ちゃんが熱くてとてもイイ。

  •  時とともに変化するなにかにどこまでついていけるか。編集という他人がいるからこそ助かる瀬もあることがしっかり描かれていました。

     淀まずどこまでいけるか。どの仕事にも共通することですが、孤独に悩むことは時に辛い出来事を生むことになりやすいです。漫画家には企業から任されている編集がいることによってそれが負担になることもあれば、新たな道をつけてくれる手助けになることもある。特に今回は編集が様々なコミュニケーションをとることで電子化や読者の声など作者にとってプラスになる変化をもたらすことができました。この第二巻は何事も思考を停止させ、淀ませたらいいことがないをしっかり伝えている巻だと思いました。

     しかし、一方で未だ結果的に編集がいたからここまで出来たという良い結果しか描けてないのが今作品のもったいないところだと思っています。出版業界多くの漫画家がいて、そのタイプは様々。中には編集を寄せ付けない人や自ら営業を買って出る漫画家もいるからこそ、編集がもたらす結果が必ずしも是ではないことをどこかで表現して欲しいです。どこかでそれをやらない限り編集礼賛をしているよう偏って見えます。ただ、出版業界及びそれを売る小売業界のチームワークの良い所を見せるだけでは絶対に勿体ない。編集者もデザイナーも作者も小売店もどこかで欠点や悪しき風習や変えたい現状があるはず。そういった部分を3巻で見てみたいです。今回のWeb電子の部分ではそこらへんが見え隠れしていましたが、はてさて続きはどうなるか。読者としては期待して待つしかないですね。

  • 心ちゃんの「小熊」化が著しいですね(笑)大食漢な先輩編集者、壬生さんとラーメンがっついてる場面が微笑ましいです。
    2巻目は、マンガ家の内面を深くえぐったエピソードが多かった。「描く」側の苦悩、見守る辛さ。どこかちょっとビターな着地が、リアルゆえ切ない。特に「忘れられたマンガ家」となりつつあった往年の人気ギャグマンガ家・牛露田のアル中状態の現在、夢見ることを否定するアダルトチルドレン状態の中学生の娘。小熊ちゃんの努力で、少しずつ心を開いていく娘だったけど…作品の電子書籍化に応じた牛露田が前向きに歩み始めていく過程を…どう捉えたらよいか自分でもよくわからず、やるせなかったなぁ。このエピソードは深くじわじわ沁みてくる。
    今回は電子書籍の担当者も登場するが、正直、私自身「電子書籍」にあまりいい印象はなかった。紙媒体のライバルと一方的に決めつけていたところはあったが、絶版となった作品は勿論、「星の数ほどある名作たちと出会う扉となる」というセリフには深く納得させられた。
    作中マンガのロゴデザインも装丁担当のデザイナーさんがやってくれるようになったらしいが、やっぱかっこよいですね♪この作中マンガも(今回は『ツノひめさま』『タイムマシンにお願い』)実在したら読んでみたい…と思うよ。
    小熊ちゃんの打たれ強さ、天真爛漫さ、情の厚さ、大好きです。仕事のしんどさに凹んでたときに読んで、だいぶ勇気付けられました。「出版界」をテーマにしてるけれど、「人間ドラマ」としても秀逸だなと心から思える作品、今後も楽しみ!!

  • 心ちゃんが泣いてしまうのが印象的だ。
    試合に負けた時とお腹が空いた時にしか
    泣かないと言っていたのに。
    でもそんなに怖くても言うべきことは言う。
    それをちゃんと受け取ってくれる高畑先生も良い。
    ムラがあるしチャラいところがあるけれど
    好きなキャラだ。

    先生が書いてくれないと、私たちもう二度とツノ姫に会えない。
    本当にその通りなのだ。
    義理を通したいと言う高畑先生がとてもかっこよかった。確かに不器用な生き方なのかもしれないが、こういう人たちこそ報われる世の中であって欲しい。
    先生の方から梨音ちゃんに別れを告げたのはちょっと意外だったが、偉いと思った。
    高め合える関係でなければストレスになる。
    その点遥さんたちは応援したくなるカップルだ。
    泣きながら思わず自分からプロポーズしてしまうシーンが微笑ましい。

    アユちゃんの力になれなくて悔しいと泣く心ちゃん、優しくて可愛い。
    心ちゃんたちがいてくれてまだ良かったが、アユちゃんが気の毒で仕方ない。

  • 心ちゃん。ついたあだ名は「小熊」…。

    だいぶお仕事にも慣れてきたようで。
    今回は担当についた漫画家さんとの
    プチバトルの巻ですね。
    バトルっつっても
    初々しい心ちゃんがガッツリ真正面から
    取り組んだ結果なんですけどね。

    漫画家さんに限らず
    クリエーターってのはだいたい繊細
    (心が折れやすい)だと思いますよぅ〜。
    だって作ったものは
    誉めてもらいたいじゃないですかぁ。

    あいだに組み込まれてた
    印刷所のお姉さんの恋物語が素敵♪

  • 漫画家や編集者のエピソードがとてもリアル。実際にモデルがいそう。

  • (五百旗頭さんの目の描き方がヤバいコマいくつかあって本編より気になってしまう)

    一巻に引き続きの作家と編集の関係性、作家と掲載誌の関係性、書籍にまつわる仕事をしている人達の生活、電子書籍化にまつわる諸々、等、今の出版業界に根ざしたヒューマンドラマが展開されてて良い。

  • ひとつのテーマを生活と仕事を表現している。

  • コミック

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  • 2014-5-2

  • 逃げ恥に続き、野木脚本ドラマの原作。
    高橋一寸、成田メロンヌ、牛露田獏。
    牛露田獏の話は続くのかな?
    DTPオペレーターのお姉さんの話はドラマになかったけど、この人また出てくるかな?
    結構好き。

  • 私の中ではここまででおしまいです。

  • 製本会社、SNS,電子書籍・・・そして家族。
    コミック1つに絡む人間模様はどんどん広がっていく。
    笑いの中にも真剣アリで、
    生きたセリフがばんばん飛び交っているのが良い。
    アユちゃんがどうなるのか、
    3巻出るのが待ち遠しいです。

  • 本は作家だけでは作れない。
    週刊「バイブス」の編集者、黒沢 心(通称、子熊)。

    彼女のひたむきな、本にかける思いが奇跡を生む。
    まったりした絵柄も好きです。

    第2巻のスタート。



  • 編集者と漫画家のバトルとも言える関係が小熊・心にも圧し掛かる。持ち前の超ポジティブな思考と行動力で乗り切る姿が、読んでいて嬉しくなる。高畑一寸の原稿入稿でホロリ。牛露田獏の絶版漫画を電子と映画で蘇らせる話では、生保受給の元漫画家と荒んでしまった一人娘の姿を描き、現実の厳しさを感じた。牛露田はこのまま失踪してしまうの? 私自身は本は小説でも漫画でも「紙」で読みたいが、心のようなデジタルネイティヴ世代には電子書籍というメディア戦略は必須だろう。紙と電子がうまく共存できるといいな。

  • あー、ドラマ見る前に「タイムマシンにお願い」の結末読んじゃった。でも、ドラマ楽しみだな。
    「シンデレラの夜」が好きだった。
    遥さんの仕事をちゃんと尊敬して理解してくれる潤一さん、素敵だな。
    そして、泣きながら「結婚してくださいー」ってプロポーズしちゃう遥さんが可愛い。
    素敵なカップルだな。

  • 自分はきったねえチャリンコだと思ってたら、ジェットだったんだよ、みんなを乗せて飛べるんだ。

  • 売れた漫画家でも、それを維持していくのは厳しい。
    売れたからこそ厳しい。
    華やかな世界であれば、その分、より舞台裏は厳しい。

  • 泣いた。編集も営業も難しいけど楽しい。どちらも知ってることが必要だよなー。

  • もう、その一本道しか見えないんです。

  • 作家さんが作品を生み出すことの大変さ、それに寄り添う編集者の姿、とても素敵だなと思いました。
    出版業界に限らず、働く人々全てに当てはまる名言がたくさんありました。

  • 女性からのプロポーズ❕ステキ。
    からの、いないかねぇいい女w

    あとドラマは上手に脚色してるね〜〜ちとだけ原作と違うのも粋な演出っすね〜

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著者プロフィール

漫画家。1996年デビュー。『えへん、龍之介。』『花吐き乙女』など独特の感性が光る作品を多数発表。2016年春にドラマ化された『重版出来!』で一躍人気作家に。2016年、デビュー20周年を迎えた。

「2017年 『【特典付き】レタスバーガープリーズ.OK,OK! 完全版 【全3巻】』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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