デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション (1) (ビッグコミックススペシャル)

著者 :
  • 小学館
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本棚登録 : 1579
感想 : 85
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (196ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784091865007

感想・レビュー・書評

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  • いにおさんはやっぱり凄い方なんですね。
    一コマや見出しの、ここっていう決め絵の構図が抜群にカッコいいんです!
    そして内容も、宇宙人侵略っていう緊迫した話のはずなのに、主人公たちのゆるふわな空気感とのギャップが笑いを誘います。
    お願いだからぷんぷんの方には転がらないで…!!

  • 突如、「侵略者」が舞い降り、世界は終わりを迎えるかにみえた「8・31」から3年―― 大きな絶望を浮かべたままの空の下で、思春期の日々を過ごす2人の女子高生小山、門出と中川凰蘭の物語が始まる。『おやすみプンプン』の浅野いにお新世界。少女×日常×デストピア!(帯より)

    タイトルのテンポの良さにつられて購入。一風変わっているけれど、世の中や身の回りの物事に不満や憧れを抱いて生きている女の子2人の物語(今のところは…)。「侵略者」の円盤に空を塞がれている日常の中で繰り広げられる日常が、なんともけだるい感じに描かれています。
    正直1巻だけでは、これから話がどちらの方向に進むのかはわかりません。とりあえず門出ちゃんの素朴なかわいさを堪能しつつ、次巻に期待です。

  • 浅野いにおさんてスゲーテクニシャンな感じだけども、いつも何かが欠けているような気がします。作品にはふさわしい「もの足りなさ」なんだけども。
    どこかで読んだ押切蓮介さんとの対談で、ゲームは好きだけど下手だったからゲーマーじゃなかったとか、ワイプアウトがオシャレだから好きだった、みたいな事を仰っていて「あぁ、そういうタイプの子だったのか」と妙に納得しました。90年代に思春期過ごした人で分かる人もいると思うんだけど、地方に住んでんのに一生懸命「スタジオヴォイス」とか「チューン」とか読んで、美大とか服飾目指すかITで独立しようみたいなタイプ。そういうタイプのダサさが常に付きまとっている気がします。

  • 侵略者の円盤がただずっと空に浮かんでるだけの街の女子高生のリアルな日常といった話。
    面白いというよりか、凄い作品。描き込みとか間のもたせ方、そこにSF的な要素を無理なく入れる技量とか。
    この調子でゆるゆる続いていくのかなと思いきや、結構エッジの効いた展開が待っていた。続刊に期待

  •  3.11を踏まえて、「現代」を取り入れた表現があふれていて「うむうむうむ…」と読みました。プンプンの表現の仕方はあまりすきではなかったのですが、今回は結構すきなかんじです。笑

  • いにお氏の新作ですけれども…なかなかイイんじゃないでしょうか!? 主人公となる女子二人も可愛い感じ。最初、中学生かな? と思ったんですけれども、二人はJK(=女子高生)なんですね…三十路近い僕としましてはもうJCとJKの区別がつきません…社畜死ね!!

    ヽ(・ω・)/ズコー

    まあ、相変わらず思春期のグズグズした感じをモチーフに物語を進めていく模様…ですかね。若干、SF的な要素も入っているようですけれども…ま、続刊に期待ですね!

    おしまい…。

    ヽ(・ω・)/ズコー

  • 買ってしまった。どうせ次も惰性で買うんだろうなあ。

  • 振り切れすぎててなんかもう大変。

  • 程よく世間を皮肉る、限りなく現代社会に近いSFマンガといったところだろうか。

    女子高生達の思考回路だとか行動だとか、登場人物達が送る日常に物凄くリアリティを感じるのに、そこに余りにも自然に途轍もない終末感が溶け込んでいる事が凄い。
    きっと今私たちが世界の終わりに立ち会うことがあるとしたら、このマンガのような感じなんだろうな。

  • 3.11をベースにしながら、テイストは90年代後半からゼロ年代前半に流行ったデストピアゆるゆる日常。山本直樹の「安住の地」っぽいシニカルな登場人物のテンション。正統派青春モノの「ソラニン」にハマって「プンプン」で挫折した作品によって好みが分かれる浅野にいお作品。今回は大丈夫そうだ。つか、わたし作者と年が近いんだよね。三十路教師の渡良瀬に共感しやすかった。まだ青かったリアルタイム「ソラニン」より歳くったよほほほほ!!

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著者プロフィール

1980年生まれ、漫画家。1998年、デビュー。日本の青年誌漫画を牽引してきた作家のひとり。主な作品に、『ソラニン』『おやすみプンプン』『うみべの女の子』『零落』など多数。『デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション』を連載中。

「2019年 『漫画家入門』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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