Sエスー最後の警官ー (18) (ビッグコミックス)

  • 小学館
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (208ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784091873774

作品紹介・あらすじ

S(エス)史上最強のテロが日本を襲撃!!

人気ロックバンドのライブ会場に突如、テロリストが出現、多数の観客が人質となり、劇場が占拠された!

それは人口増加に歯止めが効かない地球の未来のために、「人間を間引く」という思想をもつ集団・アルタイルの仕業だった。

人質となった観客の中には、神御蔵にとって大切な人、ゆづるも含まれていた。SATとNPSは人質救出のため、直ちに劇場に向かうが......

”軍師”と呼ばれる謎の男が統率するアルタイルの目的は、果たして何か......!?

【編集担当からのおすすめ情報】
本巻18集から新章に突入!

宗教団体のような統率力、本格的な武力を兼ね揃えた組織・アルタイル。軍師と呼ばれ、その組織を率いる男は、プルトニウム編の正木やハイジャック編の壬生をしのぐ、これまた強烈な存在として、主人公の前に立ちはだかります。

作中で、SATの隊長である中丸が「テロとの戦いに日本は無関係などと言う事は、もはや幻想でしかない」と口にしますが、本巻ではまさに、巨悪なテロリストが日本に照準をあてて、騒乱を起こした時の恐ろしさを想像させる内容です。

人命を護らんと、凶悪なテロに立ち向かう主人公たちの活躍に、ぜひご注目ください。

感想・レビュー・書評

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  • ライブ会場ジャック事件

  • イルマの「ゴキブリはブッ殺さないと直んない」という現実路線は、きっとSATでの活動に支障を来たさないだろう。一號の「犯人確保が被害者のため」というセンチメンタリズムにも似た想いが、監禁されたゆづるのことで我を忘れそうになっている一號を見ると、最愛のゆづるを失うことになったとして維持できるか? このテロが彼らの真の気持ちを確かめる試金石になりそうだ。

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著者プロフィール

1953年東京都生まれ。東京大学教授、全国「九条の会」事務局長。主な著書に、『ことばの力 平和の力――近代日本文学と日本国憲法』(かもがわ出版)、『記憶せよ、抗議せよ、そして、生き延びよ 小森陽一対談集』(シネ・フロント社)、『あの出来事を憶えておこう 2008年からの憲法クロニクル』(新日本出版社)など。

「2018年 『手塚マンガで憲法九条を読む』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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