月館の殺人 上巻 新装版 (IKKI COMIX)

著者 :
  • 小学館
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感想 : 13
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (219ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784091884459

感想・レビュー・書評

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  • 下手だしストーリーもつまらない
     漫画の顔の感情の変化がすぐ泣いたり青ざめたりと極端だし、コマとコマとのつながりが下手だと思った。話もおもしろくはない。

  • 友人に借りて。

  • 物足りぬ。

  • 「月刊IKKI」といふ漫画雑誌に連載されてゐた鉄道ミステリであります。何でもIKKIの<テツ3部作>だとか。(あとの二つは『鉄子の旅』と『阿房列車』)
    連載時にリーアルタイムで読んでゐましたので、単行本が出た時も買はずに放擲してゐたのです。ま、価格の高さも原因でしたが。(確か上下巻それぞれで1000円を超えてゐた)
    偶然、新装版が出てゐるのを知り、ふらふらと購買しました。半分くらゐ忘れてゐましたので、新鮮な感じです。

    主人公の雁ヶ谷空海は18歳の女子高生です。両親を亡くし、天涯孤独と思はれたところへ、実は北海道に祖父がゐて、財産相続の件で祖父に会ひに行く事になりました。
    この空海(そらみ、と読む)、母親が極度の鉄道嫌ひであつた関係で、18歳になるまで鉄道に乗つたことがありません(ついでに飛行機も)。
    稚瀬布から月館行きの豪華列車「幻夜」に乗り込む空海。「幻夜」には常人離れしたテツどもがうようよ。そしてこの「幻夜」で、殺人事件が起きるのであります...

    綾辻氏も佐々木氏もテツではないさうです。それにしてはテツ心をくすぐるディテイルには舌を巻くのであります。非テツには何のことだか分からない部分も多いのではないでせうか。わたくしはテツではないのでよく分かりませんが。
    綾辻氏の名前に惹かれて本格ミステリを期待すると肩透かしを食ふと思はれます。面白いけれど、期待した面白さと違ふとがつかりするものです。
    佐々木倫子さんが描くテツワールドといふことで、わたくしは十分楽しめたのであります。

    なほ、綾辻行人氏の『月館の殺人』なる原作小説は、存在しません...

    http://genjigawakusin.blog10.fc2.com/blog-entry-265.html

  • 無性に佐々木倫子の漫画が読みたくなり購入。
    主人公の女子高生は仲間由紀恵似で可愛い。

    設定は斬新かも知れないが
    話は凡庸。
    上巻の最後のほうで漸く殺人が起こる。

    どうでもいいが、
    宮古島で地元の人に聞いたのだが、
    沖縄出身で美人の人が多いのは
    サイパンの血が入っているかららしい。
    ほんまかい?!

  • いつもの佐々木先生の漫画を読んでいたら、途中でお~っと言う感じで綾辻先生のミステリに。このタッグはすごいです。

  • 綾辻行人原作、佐々木倫子作画。昔コミックIKKIで連載されていた作品。謎の鉄道「幻夜」号で起こる、鉄道マニア殺人事件の数々。硬派なストーリーと軽妙な佐々木ギャグのマッチが心地よい。

  • 綾辻行人のいわゆる本格推理を期待すると、期待はずれになってしまうナリ。
    でも、そうゆう期待をせずに読み進めると、逆に"綾辻的"な所も見え隠れし、「ポイなぁ」なんて思ったナリ。
    佐々木倫子さんのスタイルと言いますか、書き方で、だいぶ読みやすくなっているんで、「本格推理系とかはチョット...」みたいな敬遠ぎみの方々にも、気軽に読める作品に仕上がっているとミーは思ったナリ。

  • とても面白い・・・綾辻作品なのに、とにかく面白いです。
    犯人がげらげら笑っているところなんて・・・特にです。

  • 犯人はなんとな〜くわかるし、あまりミステリーっぽくはない。
    ちょっとしたギャグが最高でした。

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著者プロフィール

1960年京都市生まれ。京都大学教育学部卒業、同大学院博士後期課程修了。87年、大学院在学中に『十角館の殺人』でデビュー、新本格ミステリ・ムーヴメントの契機となる。92年、『時計館の殺人』で第45回日本推理作家協会賞を受賞。2009年発表の『Another』は本格ミステリとホラーを融合した傑作として絶賛を浴び、TVアニメーション、実写映画のW映像化も好評を博した。他に『Another エピソードS』『霧越邸殺人事件』『深泥丘奇談』など著書多数。18年度、第22回日本ミステリー文学大賞を受賞。

「2023年 『Another 2001(下)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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