- Amazon.co.jp ・マンガ (208ページ)
- / ISBN・EAN: 9784091886538
作品紹介・あらすじ
1999年。世界が終わる。恋が始まる。
1999年7月。大学2年の夏休みを、村山桜は
憂鬱な気持ちで過ごしていた。
理由は「ノストラダムスの予言」。
世界が終わると信じている桜に、
アパートの隣人・森が突然交際を申し込んだ。
面食らいつつも、まったく接点のなかった
その隣人の申し出を受け入れた桜は…?
シンプルな描線に情感をにじませる気鋭作家
冬川智子、待望の新作登場!
【編集担当からのおすすめ情報】
『マスタード・チョコレート』『水曜日』
『あんずのど飴』といった作品群で、
20代女子を中心に人気の冬川智子氏。
IKKIの公式WEBサイト[WEBイキパラCOMIC]にて
連載されていた本作は、冬川氏が幼少の頃から
ずっと考え続けてきた「今を生きる自分と、
自分の死について」を描き出した意欲作です。
物語の舞台である1999年…あの頃の空気や
文化を感じさせるちょっとした描写もお楽しみ
いただけたら嬉しいです!
感想・レビュー・書評
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冬川智子さんの作品は、今回の「ノストラダムス・ラブ(2014)」が初めて読む作品。”深夜0時にこんばんは(2013)”と迷ったが、先に”ノストラダムス・ラブ”の方を選びました。 始まりからラストまで、じっくりと読めた。
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ナチュラル
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どうせ死ぬんだから、あきらめではなく、楽しめ!ですな。
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冬川さんの作品はタイトルが良いものが多くて、毎度グッとくる。今回もタイトル買いです。だって、ノストラダムス・ラブだよ?破壊よろしく、タナトス的な響きにラブという掛け算、なんと言われようがとっても馨しく、お好みで。嶽本野ばらの世界の終わりという名の雑貨店、とか、TMGEのworld's end、とか例えを出せばキリがない。そんなわけで、舞台は1999年7月最後の1週間、ラブにまつわるエトセトラ。私は当時中3で、期末テスト面倒だと思いながら一応勉強しつつ、一度振られた好きな人に再度告白もできないまま世界が終わったらどうしようと真面目に考えていた。世の中的には受験生、でも高校に行く意味が見出せず、言葉の表現をしたい気持ちばかりあって親を困らせていた…というようなことを思い出したり、90年代最後の諦めと希望が入り混じった混沌とした空気感を振り返ったりしていた。世の中がまだ一方方向をむいていた、あの感じ。あの時代に思春期を過ごせてよかったなあとありがたく思うと同時に、あの頃に小学生以下だったいわゆる平成生まれの子たちがこれを読んだらどう感じるのか。そこは非常に興味深い。
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1999年7月にどうせ死ぬんだから、と面倒なことはすべて避けて、何も考えないようにしようとしてきた桜。あと十日しか生きられないからと、告白してきた森くんと付き合うことにしたが…。設定は突飛だけど、いつか死ぬ、死ぬのが怖いとか、そういうのは普遍的な問なわけで。けど、きちんと相手の気持ちに寄り添い、生きてると実感できて、穏やかなエンディング。