- Amazon.co.jp ・本 (311ページ)
- / ISBN・EAN: 9784091913951
作品紹介・あらすじ
「すべての幸福は恋愛的瞬間から始まる」という、心理学博士・森依四月。彼の恋愛クリニックを訪れる患者は、皆風変わりで…。
感想・レビュー・書評
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1/9 再読
ますます哲学的で難解になってきた、確かに人を愛するにはまず自分を愛さないと上手くいかなそうだ…。現代だったら、同性間の擬似恋愛感情や恋愛感情がない人の話の落としどころも変わってきそうだな。
最後の夫婦の話が一番好き。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
ブスに限って早く嫁に行くんだよな
たぶん俺達は ずっとお互いに一番だった
いっしょに遊んで 一番楽しい相手だった
あの瞬間 女の子が間に入った時
俺達は お互いが
一番じゃなくなることを知ったんだ
妊婦って醜いわよね
よくまあ恥ずかしげもなく
表を歩けるものだわ -
中盤にある前後編のだけ首を捻ったけれど、前の巻に引き続き秀逸な作品集。誰でもそう言うだろうけれど、ハルタと司がいいです。最後の2話が好き。
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まずは、自分自身が、自分の納得できる場所にいなければならないということかな。
そうすれば、自ずから、運命は動き出す。
動き出しさえすれば、あとは、縁の力というのは、けっこう強いですからねぇ。
コロコロと速い速い。 -
司登場。抵抗ある恋愛が友情という定義はおもしろいと思う。ストーカー話は勘弁してほしい。いろいろおもしろいよ。
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想像力の欠如っていうのは大きな問題だと思う。
この人がどうしてそういう行動をとるのか、
どういう気持ちでいるのか、
推しはかることができない人間が一番怖い。
彼らの想像は妄想でしかなく、膨れ上がった感情は暴走して
終いには相手を傷つけかねない。
人の心を理解することなんて不可能だということは知っている。
けれど、他人の気持ちを汲もうとすることはそんなに難しいことだろうか。
なんでみんなそういうことがわからないのかな。 -
なんだろうなぁ。
構成と台詞だろうか。 -
貴方は私の不幸を愛している。この台詞がすきだ。