ドラえもん10[ファンタジー編] (小学館コロコロ文庫 ふ 1-10)
- 小学館 (1997年12月12日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (220ページ)
- / ISBN・EAN: 9784091940100
作品紹介・あらすじ
●のび太が大好きなおとぎ話や童話などのファンタジックな世界が、ドラえもんの秘密道具で現実のものに! 心温まる話、夢あふれる話、しみじみとしたペーソスに満ちた話など22編を収録。▼第1話/マッチ売りのドラえもん▼第2話/空とぶさかな▼第3話/月の光と虫の声▼第4話/アパートの木▼第5話/いっすんぼうし▼第6話/サンタえんとつ▼第7話/おかしなおかしなかさ▼第8話/しあわせな人魚姫▼第9話/しあわせをよぶ青い鳥▼第10話/だいこんダンスパーティー▼第11話/おかし牧場▼第12話/のび太シンデレラ▼第13話/動物変身恩返しグスリ▼第14話/ドンジャラ村のホイ▼第15話/冒険ゲームブック▼第16話/手作り雲は楽しいね▼第17話/クローンリキッドごくう▼第18話/架空人物たまご▼第19話/時計はタマゴからかえる▼第20話/現実中継絵本▼第21話/ハルメンチャルメラ▼第22話/サンタメール▼解説/小澤摩純
感想・レビュー・書評
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私は今、ドラえもんの漫画がだいすきで!
この本もドラえもんが未来を変えてくれます♪
皆さんもぜひ読んでください♪詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
物語の結末だって、ドラえもんの手にかかれば変えることだってできてしまう。実在しない物語のキャラクターたちだって、ドラえもんの道具があれば簡単に息を吹き返す。食べては消えてしまうおかしだって、まるで物語のように動き回ってくれる。
ファンタジーがファンタジーであるのは、それが現実では起こりえないというのが同時に含まれているからだ。逆に言えば、その現実というのも、ファンタジーではないという形でしか存在できないから、結局現実というのもファンタジーに裏付けされる形で含まれていないといけない。だから、サンタなんて子どもの空想、親が代わりにやっているんだ、サンタなんて実在しない。そんなことだって、現実だってどうして言えるのか。存在しないものの振りをどうして人間はできるのか。そう言ってやりたい。物語の不思議というのはそこにある。のび太の豊かな感性はとっくにそれを嗅ぎつけている。
そういった不思議をいとも簡単に、道具ひとつでやってのけてしまうからこそ、ドラえもんとその道具は見事鮮やかなのだ。ドラえもんの道具は、どこまでもそういうどこかに捨て去ってしまった存在、触れることのできない不思議な存在へ向けて、飛び立たせてくれる。 -
絵本の人魚姫の話を変えてしまったり、雲に乗ったり、サンタになったり、庭地中にアパートを作ってみたり、楽しいファンタジーなドラえもん。
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僕が初めて買った漫画はてんとう虫コミックスの『ドラえもん』18巻と31巻と34巻でした。以後、漫画、アニメ、映画からいかに影響を受けまた学んだものか…。勇気や友情をはじめ、人生に大切なものはほとんどすべて『ドラえもん』から学んだと言って過言ではありません。
しずかちゃんのお父さんが語る「人の幸せを願い、人の不幸を悲しむことができる人間〜」は、確かに僕の理想の人間像を形成しています。全45巻(そしてプラス)に永遠の名作とそのもとが溢れていますね。 -
ドラえもん大好き!
一寸ぼうしや人魚姫、シンデレラだって、ドラえもんの世界では一味もふた味も違うお話になる.:*・゜(*´∀`*)゜・*:.。 -
だいすきどらえもん★