- Amazon.co.jp ・本 (221ページ)
- / ISBN・EAN: 9784092308466
感想・レビュー・書評
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主人公はネコと暮らす30歳男性。ある日彼は脳腫瘍で余命があと少ししかないと医師に告げられた。その日に彼の家に現れたのは、自分と見た目がそっくりの自称"悪魔"であった。何をしに来たかという主人公の問に対して、その悪魔は「明日あなたは死にます」と衝撃的な答えをした。そして、生きられるものなら生きたいと言う主人公に対して、寿命を伸ばす魔法のような方法があると言う。
主人公は悪魔の提案のもと電話、映画、時計・・・と様々なものを自分の1日の寿命と引き換えに消していく。自分の寿命のために何か消せばいいがその何かを自分で決めることはできない。自分の身の回りのものが消されていくときの主人公の心情の変化と本当に大切なものとは何なのかに気づくシーンに注目してほしい。
この本は、今の自分にとって本当に大切なものが何なのかを考えられる良いきっかけになる。もしかしたら自分が大切だと思っているものは案外そうではなく、それほど大切にはしていないものが無くなったら困るものかもしれない。何かを失って喪失感に駆られた時に読み返すと気付かされることがあると、この書の解説で中森明夫はいう。この小説はスラスラと読めるものだから、大切なものについてふと考えた時にこの本をお薦めしたい。
本館2階学習室(日本の小説) 913.6|Ka
ハンドネーム だく
2019年10月 ビブリオバトルチャンプ本-
2019/11/12
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2019/11/12
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一日の命となにが釣り合うのかものの価値を再認識するきっかけにしたいとおもいます pocky一日の命となにが釣り合うのかものの価値を再認識するきっかけにしたいとおもいます pocky2019/11/12
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友達が映画を絶賛していたので。
僕は合わないなぁ。
小説としては面白味に欠ける。
啓蒙書としては聞いたことある言葉の寄せ集め。
「みんな、こういうの好きでしょ」って感じで押し付けがましくあざとく感じた。 -
タイトルこそ物語のキーポイント。さくさく読める。悪魔のノリが軽いので、暗い気持ちにならずにいられる。本を読まない人でも読めちゃう作品。
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死の題材と悪魔が出てきたので奇想天外な内容かと期待して読んだが、最後は極普通の終わり方だった。
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私はあんまり好きじゃない。
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人によって重ね合せるものが違うけど、確実に素直に何が大切なのか気づかせてくれる小説。後半は電車の中で読んじゃダメ。
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キャベツかわいいい
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あまり本を読まないという人でも、サラッと読めて、話の展開にも難なくついていける作品です。でも、終わり方はちょっと期待外れでした。
でも、作品を読んでいる最中は
周りにあるもの・・・その意味は?
大切なものを失うとは・・・?
無くなってこまるものは・・・?
読みながらちょっと考えてしまいました。