世界から猫が消えたなら (小学館ジュニア文庫 か 2-2)

著者 :
  • 小学館
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感想 : 35
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  • Amazon.co.jp ・本 (221ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784092308466

感想・レビュー・書評

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  • 最後に向かうにつれて涙が…。
    買ったときに本の帯に「この本は哲学書」のようなことが書いてあったのですが、読み進めるほどその意味がわかります。愛するとは消えてほしくないということ。心がぽかぽかする作品です。

  • ある夕方、電車に乗り込むと大半の乗車客は携帯電話を望みこむ。電車が進み窓の外を見ると、とてもとても綺麗な夕焼けがあった。こんなに世界は綺麗な空が景色があるのに僕らはそれを見逃してしまっている。便利過ぎる、モノが溢れすぎる世の中で僕たちは本当に素晴らしい景色を見逃さないように、そのモノをどれだけ消せば良いのか。

  • ある日、死神が来て死亡日を告げる。それを伸ばしたいなら世界から主人公の大事なものを無くしていくという条件で延命をするストーリー。
    正直、食べ飽きたような話で。ドラマでも似たようなのがあった気がする。
    ま~そんなこんなで最後には、色々あったけどこれまでの人生を振り返ってみようよって物語。

  • 三葛館一般 913.6||KA

    「ほとんどの大切なことは失われた後に気付く」

    (保健看護学部 4年 N.M)


    和医大図書館ではココ → http://opac.wakayama-med.ac.jp/mylimedio/search/book.do?target=local&bibid=80755

  • 何かを世界から一つ無くした分、一日寿命が延びる設定が斬新で面白かったです!

  • 大切なことは失われた後に気付く
    悲しい終わり方でももう一回見たらハッピーエンドになっているのではと思う

  • 普通。
    期待したのに面白くない。
    表紙の猫を眺めれるだけ。

  • 「世界から猫が消えたなら」

    これ、壮絶な主人公の遺書なんだね。

    淡々と片られるお話がときに退屈であまり乗らなかったけどどんどん主人公の生きる意味、最後にしなくてはいけないこと、思いが、ワァーット溢れて、私も泣きました。

    心にずっと残るいい作品でした。

  • サクサク読めたのですが、、
    んー…。普通、、、。

  • とても読みやすいです。人の死が関わるですが、暗くはない。他の作品も読みたいです。

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著者プロフィール

かわむら・げんき
1979年、横浜生まれ。
上智大学新聞学科卒業後、『電車男』『告白』『悪人』『モテキ』『おおかみこどもの雨と雪』『寄生獣』『君の名は。』などの映画を製作。2010年、米The Hollywood Reporter誌の「Next Generation Asia」に選出され、’11年には優れた映画製作者に贈られる「藤本賞」を史上最年少で受賞。’12年に初の小説『世界から猫が消えたなら』を発表。同書は本屋大賞にノミネートされ、佐藤健主演で映画化、小野大輔主演でオーディオブック化された。2作目の小説にあたる本作品『億男』も本屋対象にノミネートされ、佐藤健、高橋一生出演で映画化、’18年10月公開予定。他の作品にアートディレクター・佐野研二郎との共著の絵本『ティニー ふうせんいぬものがたり』、イラストレーター・益子悠紀と共著の絵本『ムーム』、イラストレーター・サカモトリョウと共著の絵本『パティシエのモンスター』、対談集『仕事。』『理系に学ぶ。』『超企画会議』。最新小説は『四月になれば彼女は』。


「2018年 『億男 オーディオブック付き スペシャル・エディション』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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