- Amazon.co.jp ・本 (160ページ)
- / ISBN・EAN: 9784092701366
作品紹介・あらすじ
平安時代の二大女流作家が学習まんがに!
累計300万部突破の「小学館版学習まんが人物館シリーズ」。新刊として、清少納言と紫式部が登場しました。
二人が亡くなってからおよそ1千年。『枕草子』『源氏物語』の作者というだけでなく、ともに百人一首に歌を残している二人の視点で、華やかな朝廷でくり広げられた恋愛や政治のドラマを描きます。
ともに歌人の娘に生まれ、宮仕えに出ることになる清少納言と紫式部。高貴な貴族との恋愛や、女房達とのしがらみ、仕えた中宮とのエピソード、藤原氏の栄華等を、少納言、式部それぞれの歌や作品の一節を織り込みながら紹介します。
百人一首に取り上げられた和歌もまじえて、平安時代の国風文化や藤原氏の摂関政治についてもわかりやすく解説しているので、日本史の勉強にも役立つ一冊です。
【編集担当からのおすすめ情報】
清少納言は帝の后(中宮)・定子に仕え、紫式部は定子の後の中宮・彰子に仕えています。二人が同じ時期に宮中にいたことはなかったはずですが、紫式部は『紫式部日記』の中で、「清少納言は得意顔でえらそうにしていた」というようなことを書いています。後から宮中に入った式部は、少納言のことをライバル視していたのかもしれません。
そんな二人の女性キャラクターを、『抱きしめたい!』『OrderーMade』などのヒット作を産みだした高梨みどりさんが、するどい視点から描き上げてくださいました。
感想・レビュー・書評
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市の図書館の電子書籍サービスで見つけ、来年の大河ドラマの予習として読みました。
またこの二人の人物が気になったきっかけは、ブク友のaoi-soraさんレビューの小説「平安姫君の随筆がかり 」。
この話はフィクションで、後宮で起きる事件を清少納言と紫式部が解決していく謎解きミステリーとのこと。w
史実ではこの二人の接点はないようですが、面白そう。
本書は学習まんがで二人それぞれの伝記。特に巻末の解説は分かりやすい。
二人の作品は海外でも翻訳され、読者を広げているとのこと。
英訳の題名は、
枕草子は“The Pillow Book ザ ピロー ブック”
源氏物語は“The Tale of Genji ザ テイル オブ ゲンジ”
ピローやブック、Theやofが入ると、らしくなく調子狂う〜^^;
でも日本の古典文学が世界で読まれていることは喜ばしいことかな。また日本人なら、かなや漢字で原作を読めるなんてラッキーなこと。読まねば!いつか……。
また特に気になったのは、紫式部日記に書かれていること。「清少納言は、得意顔で偉そうにしていた人。学問ができるふりをして漢字を書いたりしていますが、よく見れば間違っている時も多いです」と。( ;꒪⌓꒪;)
二人は宮中では接点はなかったものの、紫式部は先にお仕えしていた少納言に、ライバル心を抱いていたのかもしれないとのこと。
面白く勉強になりました。
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紫式部と清少納言がほぼ同時代の人というのは知らなかった。
ただ会った事はないらしい。
清少納言の表現センスは好きだな。 -
「花燃ゆ」から入りました
改めて学生時代の古典文学を読み直すきっかけになりました
ありがとうございます -
紫式部が女の子なのに漢文を読めるのがすごかった。
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紫式部と清少納言のお話があった。
他にも読みたいの沢山あるから、残り半年を全て平安に費やす覚悟もない(笑)
ま、気楽に気分を盛り上げていきましょ...
他にも読みたいの沢山あるから、残り半年を全て平安に費やす覚悟もない(笑)
ま、気楽に気分を盛り上げていきましょう♪
この本、うちの図書館では蔵書一冊で予約数30でした
電子書籍サービスもあるけど、まだ利用したことないの
使ってみようかな^_^
あおいさんお住いの自治体の図書館も電子書籍...
あおいさんお住いの自治体の図書館も電子書籍サービスをやっていると?
それなら利用した方がいいですよ〜図書館登録している方なら即利用できると思います(^^)
やってみます(´ε` )
やってみます(´ε` )