靴を売るシンデレラ (SUPER!YA)

  • 小学館
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本棚登録 : 302
感想 : 47
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  • Amazon.co.jp ・本 (320ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784092905139

感想・レビュー・書評

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  • 少し前に読了。アメリカYA。
    話の展開のテンポはいいし、社長の人柄もすてき。軽すぎず重すぎずの語り口も読みやすい。けれど、けっきょくのところジェナは大人にとってのいい子のまま、という印象がどうしても残ってしまった。お父さんとの関係につけた区切りも、周囲に言われたことをいい子に実行しただけ、という感じがする。いちばん気になったのは、ティーンは軽くみられる、とか、運転手は人間扱いされない、とか言わせつつ、ジェナがかなり最初の方から副社長に目をつけられている点。それって、副社長が「ティーン」で「運転手」なジェナの影響力を認めているってことではないのかしら。
    装丁のポップさは好きなのだけど、折り込みの紹介文の誤植が残念。

  • 仕事を一生懸命しているところが、いいと思いました。

  • 88点。
    表紙のイラストがかわいく、すすめやすい。ただタイトルと内容が微妙に合っていない。「シンデレラ」とかどこにも書いていないし。
    ロードムービーを見ているみたいに読んでもらいたい本。
    (つづきはまた今度)

  • 長女が、中学の図書室便りに紹介されていて、読みたい本としてチェックしていた本。
    私が勝手に図書館で借りて来て、読みました。

    靴屋さんで働きたくなりました。

  • 家族の問題を抱えながら、新しいことに挑戦して自分を変えてゆく10代の女の子。まさにアメリカYA。

    言い回しがちょっと古い気がしました。訳のせい? 原文のせい?

  • すごくまっとうで前向きで、ざっくばらんな主人公がいい。
    老社長相手でも言うことは言うし、弱音もはくし。
    そして、アルバイトへの打ち込み方、鮮やかなセールスウーマンぶりが痛快。
    ベタな展開ではあるのだけれど、そこが魅力。

  • 海外物は苦手なんです。

    でも!

    これはすごく面白かったです!

  • 主人公ジョナは16歳のアメリカ・シカゴの女子高生。グラッドスン靴屋でのバイトを生き甲斐にしている。でも、お父さんはアル中で、お母さんは仕事で忙しくて、妹だけが超美人。週1でアルツハイマーのおばあちゃんのお見舞いにも行く。学校ではバスケのメンバーからはずれちゃうし、レポートは思った評価がもらえなかった。なかなか、現実は厳しい。
    そんな中、バイト先の靴屋の社長が、ジョナの販売の才能を見初めて、シカゴからテキサスまでの運転手として雇う、と言い出した。
    グラッドスン靴屋はアメリカに176店舗を出している。社長は亡くなった夫とともに会社をおこし、品質のよい靴を売る店としてここまで成長させてきたスゴ腕女社長だ。しかし最近は薄利多売モットーの息子と意見が対立していて、どうやら社長のイスから降ろされそうになっている。
    思いもよらない社長とのドライブが、ジョナを変えていく。
    現代のシンデレラ、だけど、王子さまはいない。
    自分で努力して、変わっていく。
    読後スッキリ!

  • 「靴を売るってのはわれわれの人生なんだ。粗悪品を売るってことは、粗悪な人生を生きることだ!」
    この言葉を靴関係の業界新聞で見て、気になったので読んでみました。

    ヤングアダルトというカテゴリーになりますが、日本だとジュブナイルなんですかね。

    内容は悪くない。です。

    ただ、翻訳はどうしても色々あるので、原文を買ってみました。

    まあ、似たようなもんでしたw

  • ヤングアダルト向けなので軽く読もうと思ったら、意外にいい話だったので驚いた。惜しむらくは翻訳か。ヤングアダルトものはどれもこれも同じような訳なので食傷気味。内容もそんなに難しいわけではないから、原書で読んだほうがたぶんずっといいだろうと思う。

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