平家物語図典

  • 小学館
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本棚登録 : 57
感想 : 6
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  • Amazon.co.jp ・本 (261ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784093621519

作品紹介・あらすじ

「祇園精舎の鐘の声、諸行無常の響きあり」という冒頭句で有名な『平家物語』。軍記文学としてよく知られるこの物語は、謡曲や御伽草子、近世の浄瑠璃、歌舞伎、小説などに取り入れられ、さらに近代文学にも大きな影響を与えている。本書は、琵琶法師が語り継いだその世界を、339点にも及ぶカラー絵画史料と写真で、中世の歴史への手掛かりや古典文学を読む手引きとする。武士のいでたちや合戦の様子を克明に解説し、物語の舞台・ゆかりの地を訪ね、登場人物たちの生活と行動を探っている。絵巻でストーリーの流れを追い、巻末には系図、関連本、登場人物紹介も付した。歴史・古典好きはもとより、美術愛好家にとっても、もちろんNHK大河ドラマのファンにも必携の書である。

感想・レビュー・書評

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  • みっしりと読み応え(見応え?)ありのオールカラーの図典です。平家物語と平安〜鎌倉時代に興味がある方には幅広くオススメ。個人的にはこの時代の鎧がどうなってるのか知りたかったので詳しく載っていて助かりました。人名辞典も充実しています。コラムもすごくいいです。

  • ↓貸出状況確認はこちら↓
    https://opac2.lib.nara-wu.ac.jp/webopac/BB00158567

  • 学生時代に大変お世話になった本。

  • 写真や絵がたくさん入っているので、本文を読んでるときにわからないことがあっても、すぐ調べられる。

  • 平家物語辺りの詳細が知りたくなったのでこの本を選びました。
    内容は全カラー!
    合戦、暮らし、土地、物語、系譜などの資料満載です。読み物としてもとても楽しい。

  • 源平時代の生活・風俗・また武器などが細かく分類されており、『平家物語』の時代がよく分かる一冊。

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著者プロフィール

1946年生まれ。東京大学・放送大学名誉教授。東京大学大学院人文科学研究科博士課程中退。博士(文学)。専門は日本中世史。著書『院政期社会の研究』(山川出版社)、『吾妻鏡の方法』(吉川弘文館)、『中世のことばと絵』(中公新書)、『絵巻で読む中世』(ちくま学芸文庫)、『書物の中世史』(みすず書房)など。

「2019年 『中世史講義 院政期から戦国時代まで』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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