津軽百年食堂

著者 :
  • 小学館
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本棚登録 : 474
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  • Amazon.co.jp ・本 (320ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784093862455

感想・レビュー・書評

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  • 青森にある百年続く津軽蕎麦の食堂、その4代目にあたる東京でピエロとして働いている青年の物語。

    明治時代に食堂を始めた先代が青年の頃の話と平行して進んでいくなんて面白いな、と思っていたらいつの間にか東京の青年の恋愛話がメインに。

    あたたくて優しい話だと思うんだけど、もっと食や食堂自体を中心にした話だと思っていたので少し残念。しかも半分くらい読んだあたりで「芸人オリエンタルラジオのふたりが主役で映画化された」というのを知ってしまい、個人的にそこからちょっと冷めてしまった。

  • 2015年3月31日

    装画/加藤美紀
    ブックデザイン/白谷敏夫(ノマド)

  • 陽一は弘前で食堂を継いで、七海は東京でフォトグラファーになる。そしていつかは一緒に食堂をやろう。・・・これって根本的な解決にはなってないような気がするのは私だけ?
    独立してプロのフォトグラファーになったら、食堂やるどころじゃないでしょう。それともなに、片手間でやるて事?老後の話?イマイチ、ピンとこない。実家のりんご農園もどうするんだ。

  • 100年4世代をつなぐ内容と思ったのに、現代の純愛ものがメインでちょっと肩すかし
    もっと破天荒だった2代目の話とかを入れるとかして、100年の重さを感じさせてほしかった

著者プロフィール

1969年千葉県生まれ、早稲田大学卒業。2007年『海を抱いたビー玉』で小説家デビュー。『虹の岬の喫茶店』『夏美のホタル』『癒し屋キリコの約束』『きらきら眼鏡』『大事なことほど小声でささやく』等、映像化された作品多数。他の著書に『ヒカルの卵』『エミリの小さな包丁』『おいしくて泣くとき』『ぷくぷく』『本が紡いだ五つの奇跡』等がある。

「2023年 『ロールキャベツ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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