- Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
- / ISBN・EAN: 9784093885096
感想・レビュー・書評
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一時期から、本を執筆しよう、と構えなくてもどんどん著書が増えていくようになった堀江さんの本。
どれを読んでも、今まで語られてきたこと、「お金は信用を数値化したものである」「諸行無常」は貫かれています。そういう意味では、書いてあることはどれも同じ、になってしまいますが、さにあらず。
切り口や題材が変わることで、堀江さんの、そして読み手自身の新たな接点を見つけることができます。この本でいえば、カネ、それも「借金」との接点。
自分が何かに「つかまれた」状態。自分でものが考えられなくなったり、自分の行動すべてに強い影響をあたえられて身動きがとれない状態が「グリップされた」状態です。
「カネの本質を知ろう。グリップをふりほどこう。」の一文につきると思います。
金持ちになること自体を目的にしたり、逆に、金がなくてもできることに目をつぶったり、払うべきでもないものを払おうとして人生を誤る。人ごとの間は笑っていられますが、自分もいつそうなるかわかりません。
自由であるためには、本質をつかむことが必要だ、と思い出させてくれました。 -
闇金ウシジマくんが好きなので、気になって読んでみた。
ホリエモンの本を読むのは、これで十年ぶり2冊目。
内容に関しては、いつもどおりのホリエモンの主張と
いう感じ…笑
日本人の働き方とか、業界人の裏話とか。
ただ、一応はタイトル詐欺にならない程度には、闇金ウシジマくんに沿って、話が羅列される。
無職くんとか、洗脳くんとか、原作の人物に関して、こういう人いるよね〜という話しぶり。
ホリエモンを未読で、なおかつ彼の主張がフィットしそうな読者にはオススメ。
逆に、ホリエモンを知る人がわざわざ読むほどではないかな。 -
洗脳にかからないためには、自分で考えて動くこと、暇にならないこと。
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前近代的な学校教育によって常識を疑わないことと仲間との絆が最重要であることを植え付けられ、逆に情報を見抜く力と金の本質を学ばないまま大人になる多くの人は、狭い世界の内側だけをみて、容易に騙され、窮屈な思いをし、人生の貴重な時間を浪費する。つまり、「グリップ」される。
本書では、常識や周りが言っている根拠が怪しそうなことを疑い、多くの優良な情報を浴びつつ自分の責任と覚悟で論理的に考え、金は信用がデータ化されただけのもので、困れば正当なところから借りれば良いだけと理解し、金は目的ではなく手段であることを理解し、できるだけ広い視野で多様な価値観と経験に触れながら、多くの選択肢から人生の決定を自分でしていくべきだと言いたかったのだろう、 -
堀江貴文さんがマンガ『闇金ウシジマくん』を通して、お金に振り回されない生き方について語った本。
お金の力はとても強力。お金と適切に付き合える者は自然と富が集まります。一方で、お金に執着しすぎると、いつまでも富はやってきません。お金と適切に付き合える人は、お金の本質を知っています。
本書は、マンガ『闇金ウシジマくん』で描かれた場面を例に、お金に振り回されない知恵を堀江貴文さんが説いています。 -
漫画にも読み方があるのだと気づかされる。ウシジマくん読みたくなった。
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実際にはホリエモンではない人が書いていると思われる。だがしっかり、ホリエモンの主張が反映されているところが面白い。ウシジマくんのなかの一部のみ取り上げている。
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「金より信用を稼げ」
意識高い系が読むとやる気が出る本。
堀江貴文さんの持論を読者に分かりやすいように伝えているので、共感できる人を自身のファンにしたいだろな。という印象。
だから、ファンという形で信用を得させるための手段としてこの本を出版したと感じた。
評価する人間ではなく評価される人間が信用を得る第一歩なのだと感じた。
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堀江貴文氏の今までの言葉を闇金ウシジマくんのストーリーに照らし合わせて実例のように紹介しながら進行する書籍。
言葉だけ、漫画だけで腹落ちしない部分がある人にはより伝わる本だと思う。