中学受験生に伝えたい 勉強よりも大切な100の言葉: 「二月の勝者」×おおたとしまさ
- 小学館 (2020年6月30日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (223ページ)
- / ISBN・EAN: 9784093887793
作品紹介・あらすじ
親子で目指せ!「二月の勝者」
「テストの結果よりあなたの努力のプロセスを見ているよ」「思いっきり頑張ると、ふと『結果なんてもうどうでもいい』と思える瞬間が来るんだよね」「不合格通知は、新しい可能性が開いた知らせ」「大きな選択のときこそ直感って大事だよ」等々――。日々、己と戦い続ける受験生たちに勇気を与える100の言葉を、大ヒットコミック「二月の勝者」の名場面と共にお届けします。
見開きの右ページに1つの言葉を大きめにデザインし、左ページには「二月の勝者」の場面カット+解説文という構成。その時々に心にしみる言葉を選びながら、短い時間を活用しつつどこからでも読むことができます。
中学受験事情に精通する著者は、「人生で大切なことのほとんどは中学受験で学べる」と言い切ります。「受験を通して人生も教えたい」と考える保護者必携の一冊です。
【編集担当からのおすすめ情報】
「日々、努力を続けるわが子に、どんな言葉をかけてやるべきなのだろう?」――受験生の親御さんたちの、そんな悩みに応える一冊です。コミック「二月の勝者」(小学館)と併せてお楽しみ下さい。
感想・レビュー・書評
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2024年3月23日読了。漫画『二月の勝者』の名台詞・名場面集に著者がコメントする、100件の中学受験生と両親向けのメッセージ集。漫画のシーンは台詞と結びついておらず、「え?このシーンを選ぶの?普通に台詞吹き出しのあるコマでよくない?」と思うものもあるが、元となる漫画のクオリティや解像度の高さについて改めて認識することはできた。中学受験って過剰でゆがんだ競争ではあるけれど、そうでない「ちょうどよくて健全な競争」って実際世の中にはない気がするし、試験の点数のみで合否を判定する中学受験というシステムはある意味めちゃくちゃフェアで公正な制度、という黒木や塾業界側の主張もわからんでもない。両親側としては、受験をするのも学校に行くのも、すべて決めるのは子どもなのだ、ということは忘れないようにしたい。
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受験に臨む方々は読んだ方がいいかもしれないなと思いました。受験を客観的に捉えることって大事かなと思いました。
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家人が図書館で借りてきた本を拝借。
正直、両方の美味しいとこどりをしようとして、どっちつかずになちゃったって印象です。
二月の勝者も、おおたとしまささんの本も何冊か読んでますが、挿絵的な漫画からの引用は、漫画読んでない人は、ピンとこないんじゃないのかな?と思うこともあった。おおたとしまささんの文章も別の本で触れられていた内容だった。
何より不思議なのは、本の題名が「中学受験生に伝えたい 勉強よりも伝えたい100の言葉」なのに、「はじめに」で、おおたとしまささんが「本書は中学受験生本人のための自己啓発本ではありません。子供にそのまま渡して読ませるようなことはしないでください」と書いていた。
だとすると、題名は、「中学受験生の親に伝えたい〜」となるのでは?
重箱の隅をつつくみたいですいません。
いずれにしても、別々に読んだほうが、それぞれの主旨が伝わるのでは?と思ってしまった。
内容自体は、良かったですよ。 -
中学受験真っ只中の娘と一緒に読みましたが、子供が少しでもやる気になってくれたかなと感じる一冊でした。
たった一度の中学受験。 できることがまだまだありそうです。 -
中学受験を通しての成長とはどう言うことなのか分かりやすい言葉で書いてある。
子ども向けであると同時に親の心構えとして理解しておくべき大切な言葉。 -
おおた先生の本は好きだが、これは読まなくてもよい。普通に漫画読んだ方がいいとおもう
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そう、勉強も大切だけど、それ以上に学ぶことがある。だから、チャレンジする。
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ドラマも漫画も見てないですが、読みやすくていい大人の自分が読んでもなるほどと思わされる言葉が多くありました。
受験って合格が全てで目標でゴールでって思ってしまうかもしれないけど、努力することやプロセスが大事で、それは今後の人生に絶対に生きてくるし、合格はただの通過点のひとつでしかないし、他にも無数の道があることを子どもにわかってほしいと思いました。
子どもにも読ませたいです。