- Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
- / ISBN・EAN: 9784093897723
感想・レビュー・書評
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一方の見方としては、とてもよくわかった
言い訳じみてる印象も強いけど、予想以上によくやってくれていたこんだなと再認識。
二代続いて本当に無駄遣い選挙、けしかけた人たちは反省してほしい詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
マスコミのバッシングで職を追われた人の「敗者の弁」が世に出るころには、世間はすでにそのことわすれています。
「本当はどうだったのか」を、自分なりに検証するために、この手の「弁」は参考になります。真実は、人の数だけあるものです。どこまでほんとか、結局言い訳だと思うか、いろんな読み方があるでしょう。
でも、多くの場合、バッシングに乗り、だれかをひとときの酒の肴にして楽しむ代償は、ものすごい額のムダなお金をさも正しいことのように使う結果に繋がる気がします。
築地も、オリンピックのことも、結局、当時の「ふつうのひと」たちが結果が、今に現れています。どこが「コンパクト五輪」なのか、なんのためのオリンピックなのかいつのまにかわからなくなったのは誰が原因なのかな、と考えるにはいい本です。 -
☆感想
舛添要一が都知事失格なら小池百合子は都知事落第だ!
(以下敬称略、「 」内は本文より引用)
・小池知事へ
「私の友人のある自民党政治家が、小池のことを[刹那主義の権化だ]と評したことがある。その意味するところは、[先の見通しなど考えず、その瞬間、瞬間で判断する人]だということである」。
「都知事になってからも、大会会場の見直しを掲げたが、なんの成果も出すことはできず、私がストックしておいた予備費を使うことによって、コストを下げたようなパフォーマンスをしただけであった」。
・政治の原点は認知症の母の介護。
「母の介護をめぐって行政と対立した体験から、改革には政治の力が要ると思った」。
・パンとサーカス
「古代ローマ帝国の皇帝は、パンとサーカスを提供し、ローマ市民を愚民化した」。
・地味な行政官
「私は毎朝出勤して分刻みで各局の報告を聞き、必要な指示を出し、現地を視察する・・・。夜まで公務をこなす地味な行政官に徹した」。
・政治の師、森オヤジ(森喜朗 オリパラ組織委会長)との二人三脚でオリパラコスト削減。
「施設見直しに着手した結果、私たちは既存施設の活用などで約2000億円の削減に成功した。都が整備する10施設のうち、バトミントンとバスケットボールの会場とセーリング会場の3つの施設新設を中止したのである」。
・とちょう保育園(2016.10.01〜)開設。
・豊洲市場
「シンプルに言えば、土壌対策を行った豊洲新市場用地の安全性は科学的に証明された。ただし、都民に安心してもらうために永続的に地下水のモニタリングは続ける。2年間のモニタリングは土壌汚染対策法の手続きのためで、あくまで都民の安心、安全のため。だから2年間のモニタリングと市場の開場は関係ないという論理である」。
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文字通り前都知事の舛添要一氏の東京都政についての本。
交際費については言い訳ばかりで、文字通り都知事失格という感じ。
ただ、舛添氏は外国語堪能で政策立案能力も行動力もあって、かつ人脈がある人だけに残念。
また、都政について知ることができた。