日本の近代 猪瀬直樹著作集5 ミカドの肖像 (第5巻) (日本の近代猪瀬直樹著作集 5)
- 小学館 (2002年4月1日発売)
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- Amazon.co.jp ・本 (550ページ)
- / ISBN・EAN: 9784093942355
感想・レビュー・書評
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メモ
近代天皇制と日本人を関係を探る一冊。
東京海上ビルの高さがなぜ99.7メートルなのか。お召列車の三原則とは?プリンスホテルはなぜ「プリンス」と名がついているのか?オペレッタ「ミカド」が欧米人から喝采される理由とは?明治天皇の御真影はなぜ西洋人の面立ちをしているのか?ひとつひとつの謎を解いてゆくことで、浮き上がってくる近代日本と天皇。
秩序の安定装置として天皇を利用する発想を天皇安保体制と名付けているけど、言い得て妙だ。この天皇安保体制によって生まれた視えない制度(文化・習慣)に囲まれて僕たちは暮らしているわけだ。詳細をみるコメント0件をすべて表示