「雪国」殺人事件(小学館文庫) (小学館文庫 R に- 11-2)

著者 :
  • 小学館
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感想 : 3
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  • Amazon.co.jp ・本 (331ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784094057423

作品紹介・あらすじ

「君は、自分で思っている以上に、人がいいんだ」十津川警部は、かつての部下で今は私立探偵である橋本豊の身を案じて、そう伝えた。彼は越後湯沢で川端康成の名作『雪国』のヒロインに名ぞらえて選ばれた"ミス駒子"こと芸者菊乃の身元調査を請け負い、事件に巻き込まれていった。十年ぶりに故郷・湯沢に舞い戻った菊乃の実父が殺された…。揺れ動く菊乃の心中を察し思いを募らせていく橋本は「あなたは優柔不断よ。私と一緒に死ぬこともできないくせに」となじられながらも、愛憎が渦巻く事件の糸にからめとられていく…。

感想・レビュー・書評

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  • うーん、何か途中から想像とかけ離れていったな。ちと消化不良。雪崩被害者の親の気持ちを思うとなんとも…
    こんなにピュアな人は今の世の中にいるでしょうか???

  • 2022/07/17 85読了

  • 川端康成の雪国の舞台となった温泉場での事件。
    本刑事が,芸者の秘密を知って悩む。

    若い頃のような思い切った決断ができないのは,
    西村京太郎の心境の反映だろうか。

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著者プロフィール

一九三〇(昭和五)年、東京生れ。鉄道ミステリ、トラベルミステリの立役者で、二〇二二年に亡くなるまで六〇〇冊以上の書籍が刊行されている。オール讀物推理小説新人賞、江戸川乱歩賞、日本推理作家協会賞など、数多くの賞を受賞。

「2022年 『十津川警部と七枚の切符』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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