左京区恋月橋渡ル (小学館文庫 た 21-2)

著者 :
  • 小学館
3.60
  • (15)
  • (52)
  • (48)
  • (5)
  • (2)
本棚登録 : 469
感想 : 42
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (381ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784094061246

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 前作のがすきかもしれない。
    初恋が甘酸っぱくてすてきでした。

  • 一風変わった学生寮に住み、研究漬けの生活を送っていた山根が突如、恋に目覚めた。
    雨の日の神社で知り合った彼女はお嬢様で性格も良く、山根はどんどん好きになるけれど・・

    山根と友達が住んでいる寮がちょっと変わっていて、楽しそうな感じ。みんなちょっとクセがあるものの、悪人は出てこなくてさわやかな青春恋物語。

  • あまずっぱ~い(*´∇`*)神社で会った美女に恋をした院生の山根くん♪友人のアドバイスの元、不器用なりに恋を成就させようと頑張る姿が眩しい(*≧∀≦*)山根くんみたいな純粋な青年にこそ幸せになって欲しかったけれど、残念な結果に…(T-T)でも初めて好きになった人が良い人で良かったね山根くん(*´ー`*)

  • 題材が少し難しかったです。前編はすごくよかったんですが…。
    読み終わるまで放置してる期間が長すぎたので、集中して読めなかったのもいけなかったかも。京都についての事前知識があればもっと楽しく読めただろうな。

  • 左京区シリーズ第2弾。
    1作目より好きかもしれない。
    山根くんよ幸せになっておくれ。
    全力で応援したくなる恋愛小説。

  • 前作ではいい感じの脇役だった山根君の恋の話。

    雨の糺の森で出会った「姫」
    ただ傘を貸して立ち去ることしか出来なかったのに、姫が寮を訪れる事で恋が進展していく。

    山根君にとっては初めての恋だったんですね。
    「姫」が美月さんという名前だと知った時も、とんでもないお嬢様で自分とは釣り合わないと知った時も、なんとか乗り切ろうとした。でも彼女には秋には幼馴染と結婚してしまう。その絶望感。きっと彼の心はジェットコースターのように揺れたことでしょう。

    そんな山根君を微笑ましくも、ある意味羨ましくも思いながら読み進めました。最後「婿養子になって寺を継いでもいい」という意思を表したものの、やんわりと断られてしまう。

    でも最後の美月さんの「ありがとう」という電話に、人が人を愛することには何かしらの意味があるのだと思わされました。きっと人生に無駄なことなんてない。そう未来を見つめる気分にさせてもらった。

  • 理系男子のかわいい恋愛物語
    軽くよめて、後味もいい

  • 初恋の甘酸っぱさが伝わってくる。
    宗教を超えて皆が支え合うことを望んでいる。

  • 再読2回目。
    さわやか恋愛、第2弾。切ない片想いだけど、男の子の成長物語。わたしは山根がいちばん好きなキャラなので、素直に楽しめた。

  • 純粋で、飾り気のない、だからこそ、みんなが共感できる想い。相手を想い、自分を見つめるって、どういうことなのか、ふと思い返してしまう。

全42件中 21 - 30件を表示

著者プロフィール

1981年、兵庫県生まれ。京都大学卒業。2007年、『うさぎパン』で第2回ダ・ヴィンチ文学賞大賞を受賞し、デビュー。
著書に『ふたり姉妹』(祥伝社文庫)のほか、『ありえないほどうるさいオルゴール店』『女神のサラダ』『もどかしいほど静かなオルゴール店』『博士の長靴』『ひこぼしをみあげて』など多数。

「2023年 『あなたのご希望の条件は』 で使われていた紹介文から引用しています。」

瀧羽麻子の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×