鴨川食堂いつもの (小学館文庫 か 38-3)

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  • 小学館
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  • Amazon.co.jp ・本 (282ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784094062465

感想・レビュー・書評

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  • 久々の3巻目。ドラマがいらん話盛り込んで1回がちと長かったので、こういう短編で続くとほっとする。みんないくらくらい振り込むのか興味ある・・・

  • 2016年1月刊。6話の連作短編。シリーズ3作め。初の文庫書下ろし。連続ドラマ化記念なんだそうな。話のスタイルが確立されて、あっさりめの面白さになった。

  • どの料理もとてもおいしそうで食べたくなります。
    それぞれの料理に込められた思いに切なくもなりました。

  • 思い出の味を再現してくれる
    不思議な食堂。
    父と食べた料亭のかけ蕎麦。
    親友の母が振る舞ってくれたオムライスなど、
    食が呼び覚ます温かな記憶にふれ、
    人は明日への一歩を踏み出していく。
    鴨川食堂の第3弾。

  • 夜中に読んではいけない。

    上品で豪華なおまかせの描写は、それはそれは美しいのだけれど、猛烈に食欲を刺激するのは、カレーとか、餃子とか、表題のメニューです。
    危険危険。

  • どれもありきたりな食べ物。
    なのに、あの味とは違う。

    静かに時が流れ、優しいきもちになれる物語。

  • 流の京都弁が実にホンモノ。正確に記述できるもんなんだねぇ。コロッケの売り掛け金の話よかった。

  • 京都、東本願寺近く
    モルタル造りの看板もない“鴨川食堂”

    料理雑誌『料理春秋』に掲載される
    “食、捜します”の一行広告を頼りに
    縁あってたどり着いた客たち


    流とこいし父娘の手で探し出された食は
    豪華とは縁遠い普段の食卓に上る料理たち

    でもその料理たちは
    思い出の人々と繫がり
    想いが込められた替わるものがない
    ただ一つの大切な味

    食を探してもらった客たちのこれから

    それを想像しながら
    私もお相伴をさせてもらったような
    ほっこりと温かい物語でした

  • シリーズ第3弾は、初の書き下ろし。安心安定の、「いつもの」ストーリー展開。今回は、カレーライスだの焼きそばだの、これまで以上に定番の味が並んでいる。しかし、そういうありきたりな料理に特別な思い出があるということは、そこには普通ではない事情があるもので…。ネコの「ひるね」に癒やされるのも「いつもの」こと(笑)。

  • 2016/3/17(木曜日)

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著者プロフィール



「2023年 『歩いて愉しむ京都の名所』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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