- Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
- / ISBN・EAN: 9784094064858
作品紹介・あらすじ
松浦弥太郎が教える人と寄り添うコツ
「『会えたら会いたい 』という言葉が好きだ。なかなかいい言葉だなあと思っている。直接的に『会いたい』というのは少し照れるから、まあ、ワンクッションというか、ちょっと姿勢を低くして、「もし会えるなら、ぜひ会いたい」という気持ちを込めた言葉として使っている」「対話のポイントは、常に、今のこと、そして、未来のことの両方を話すように心がけるといい。まずは、今、自分が思っていること、悩んでいること、向き合っていること、抱えている問題を、自ら話す。自分のことを相手に話せば、自然と相手も話してくれる」(共に本文より)。
人付き合いのコミュニケーションに悩んでいる時に役に立つ、たくさんのヒント。なかなか相手に届かない自分の思い。でも伝えようとするから届かない。自然に相手に伝わるためにどうすればいいか。そのコツを、元暮しの手帖編集長で人気エッセイスト松浦弥太郎さんが教えます。
感想・レビュー・書評
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丁寧な言葉で綴られた、読んでいると少し気恥ずかしくなる可愛いエッセイ。沁みたのは「もし自分をやっつけようと思ったら何をするか。成長したいなら、それを考えるといい」という自分が敵、の視点。メモして財布に入れておきたい。
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繰り返し読みたい本。
年末に読むのがいいかもなぁ。
ヒントになるメッセージがたくさん。
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大切にしたい言葉が詰まっている
きっと心が豊かになるってこういうこと
手元に残して、何度も読み返したい一冊。 -
つづられてるエピソードの観点が素敵。
ありふれた日常でさえも、松浦さんの文章を通すとこんなにも世界はやさしいのかと再認識できる、、。
自分の周りにいる大切にしたい誰かや、些細な日常を、より愛おしく思える。それらをより大切にするためのヒントも沢山詰まってる。
お気に入りのページ等部分的にだけでも、何度でも繰り返し読みたくなるような一冊。 -
人付き合いのコミュニケーションに役立つ、たくさんのヒントがたくさん詰まった一冊。
読んで良かった♪
松浦さんの飾らない言葉がじんわり染みてきて、気持ちを落ち着かせてくれる。と同時に、背筋がシャキっと伸びる気がする。
常に傍らに置いて、何度も読み返したい大切な一冊になりました。
心にとめておきたい言葉がたくさん!
読む時々によって「ハッ」とさせられる言葉、深く心に響く言葉に毎回出会える気がします。
Chapter1. お礼上手になる
Chapter2. 旅で自分を見つける
Chapter3. 誰かのためにする
Chapter4. お辞儀の仕方を身につける
Chapter5. 心を整理整頓する
Chapter6. 「らしくない」にチャレンジする
以下、印象的な言葉を幾つか…
『言葉使いというのは、心使いであるということだ。普段から当たり前のように使っている言葉に、いかに心を働かせることができるのか』
『何かを変えたければ、まずは先に自分を変えること』
『幸運とは、いつも誰かが運んできてくれるもので、自分一人で手にできるものではないということだ。幸運とは、拾うものではなく、必ず誰かが自分に手渡してくれるもの。そしてまた、自分も幸運を人に手渡す立場であることを忘れてはいけない。幸運とはそんなふうに互いに分かち合うものである』
『自分以外の人は皆、自分に何かを教えてくれる先生である』 -
本屋でイモトアヤコさんの帯が気になっていた本。
YouTubeでも紹介されていたので読んでみた。
内容としてはとても読みやすく、一瞬で読み終えた。
暖かい文章で、前向きに!ポジティブに!
というガツガツしてない感じがとても心地よかった。
こんな方が上司だったら、いいのになぁ。。。
巻末のはあちゅうさんの言葉もしっくりきた。
疲れた時にも読みやすい本。 -
読みやすくスッと入ってくる本
こんなふうに生きたいと思う。なかなか難しいがもしれないけれど…
「よく見る」ということは誰にでもできる学び
見るとは「気づく」ということ。
「見つける」ということは感動するということだ。今日一日感動が多ければ多いほど「見つける」ことができたということ。
聞き上手というのは感動上手であるということだ。
よく見て、見つけて、感動して、しあわせを見つけたら分かち合い、一日を楽しむ。
楽しむというのはだれにでもできる毎日の努力。
ときどき読み返して思い出そう。 -
松浦さんの本に初めて出会ったのは、長崎市にあるとあるブックカフェでした。なんとなく手に取って読み始めると、読んでいる最中の感覚が、これまで読んできたどの本にもなかったもので、それに強く惹かれたことを覚えています。その後、何度か、松浦さんの本を手にしましたが、購入したのは今回が初めてです。この本を読み終わり、その強く惹かれた感覚にピッタリの言葉が見つかりました。それは、「心が凪いでいく」という感覚です。そして、エッセイの内容も好きなんだけれども、それ以上に、私は心が凪いでいく感覚が好きなのだと思いました。
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早くも年内ベスト本決定です!
読み進めるだけで人間としてのセンスが上がるというか、感性が磨かれます。とても素敵な1冊でした。 -
南青山にある老舗のバーの店主(尾崎浩司さん)とのやりとりを読んで、大人の隠れ家(バー)に行ってみたいと思った。
お客さんの前で仕事する方(バーテンダーさん、たこ焼き屋さん、飴細工職人など)の動きはリズムがあり美しいと思う。自分もそうなりたい。