- Amazon.co.jp ・本 (274ページ)
- / ISBN・EAN: 9784094068498
作品紹介・あらすじ
5分で読めて、あっと驚き、わっと泣ける
『小説家になろう』発、年間純文学【文芸】ランキング・第1位獲得作品、待望の書籍化!
「大変申し上げにくいのですが、あなたの余命はあと3000文字きっかりです」ある日、医者から文字数で余命を宣告された男に待ち受ける数奇な運命とは――?(「余命3000文字」)。
「妊娠六年目にもなると色々と生活が大変でしょう」母のお腹の中で六年も引きこもり、ちっとも産まれてこようとしない胎児が選んだまさかの選択とは――?(「出産拒否」)。
他、「彼氏がサバ缶になった」「不倫と花火」など、書下ろしを含む全26編を収録。
摩訶不思議な世界で描かれる涙と笑い、そしてやってくる“どんでん返し”。著者渾身のデビュー作!
【編集担当からのおすすめ情報】
通勤や朝読、就寝前のひと時を彩る、“すき間”読書に最適なショート・ショート集!
感想・レビュー・書評
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ショートショートが26編
まったく自分には合わなかった。
ブラック系やSF系から文学系?よくわからん系?と様々なジャンルの物語がショートで語られています。
「5分で読めてあっと驚きわっと泣ける」
嘘です。
5分で読めるのは事実ですが、ふーんと驚き、何が泣けるのかは理解できない(笑)
表題の「余命3000文字」は良かったですが、理解できない作品もいくつかありました。
しかし、物語の発想がすごい
彼氏が鯖缶になる?なんじゃそれ
妊娠して6年目?生まれてこない?なんじゃそれ?
でも、最後の1行は僭越(笑)
いずれにしても自分好みの物語ではありませんでした。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
どれも、現実には起こらないような楽しい話などでした。サクサク読めるので時間のない朝読書や読書初心者には推せる!!
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この本は経験豊富な読書家さん達には評価が低目な傾向ですが、私は楽しみましたよ。
6〜18ページのショートストーリーが26編。
確かに、
「泣き、笑い、そしてやってくるどんでん返し。」
までは無かった。
文学かと言われると、うーん…?かもしれません。
でも、なんていうのかしら、絵の無い大人向け絵本を読んでいる感じでした。
(アダルトという意味ではありませんっ‼︎)
絵本には、細かい設定やその不思議な世界の説明はあまり書かれていませんが、その分想像しながら絵本を楽しみますよね。
『あるところに、〜〜の世界がありました。』
のような、ざっくり感で読めば、どのお話も面白かった。
私のすき間読書を彩ってくれました。
コメディ系、イヤミス系、お笑いコントのネタの様な小話系、正統派絵本系、ブラックジョーク系、エモーショナル系、とバラエティに富んだ作品集でした。
私は普段から、しょうもない小話が好きなので全然抵抗無かったのかもしれません。 -
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こんにちは(^_^)/ポプラさん
残念でしたねぇ、でもショートが自分には合わないことが、わかっただけで良しとしましょ(・∀・)
犯人を当て...こんにちは(^_^)/ポプラさん
残念でしたねぇ、でもショートが自分には合わないことが、わかっただけで良しとしましょ(・∀・)
犯人を当てることを考えるのがやっぱり好きなんだ~
ヘ(^o^)ノ2022/06/19 -
アールグレイさん、ミステリーは大好きですね。短編だと登場人物に入り込めず、一気に終わってしまうので、楽しむ時間ががないんだよね。
そう思わ...アールグレイさん、ミステリーは大好きですね。短編だと登場人物に入り込めず、一気に終わってしまうので、楽しむ時間ががないんだよね。
そう思わない?
自分は断然長編小説がいいな。短くても50ページぐらいは必要かも。今回のは5ページ程度だったかな。。。2022/06/19
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独特な世界観の短編集。「向日葵が聴こえる」だけ現実的で切ない。
余命3000文字:余命より今この瞬間
心の洗濯屋:人間矯正
出産拒否:妊娠6年目
なんだかんだ銀座:世にも奇妙な物語
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ショートショート。朝読書とかにちょうどいい分量。あっと驚き、わっと泣ける!のコピーは言い過ぎかな。どっちかって言うと、サラーッと読める。だから評価が低いのかな。
私は、結構シュールな話が多くて面白かった。
全26編。
特に印象に残っているのは、
金持ちを飼うやつと、
自分が自殺しないといけなくなるやつと、
死んだ人をお世話するやつと、
変な放送がかかりまくる世界観のやつ。 -
表紙の女の子が余命わずかで、3000文字という限られた文字数で大切な相手に気持ちを伝えてそれが奇跡を起こす!って感じの内容かと思いきや、、、全然違った(..)
世界観は独特だし、内容が??な物ばかり。
ちょっと、いえ、だいぶついていけず読むのがしんどかった( -д-)
表紙はキレイなのになぁ。 -
26編のショートストーリー。
文庫本10ページ未満のほんとに短い内容だが、ラストにはほっこり、ふんわり、しんみり、そして、してやられたり…。
作品にのめり込む。というよりも、超短時間での余白を楽しむ。的な読書か。
なので、正直読んだそばから内容を忘れてしまうのであった。
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ちょっとした時間に読める短編が盛りだくさんでよかった。
すごく心に残るような本ではないけど、面白いと思う話が多かった。
逆に全然意味のわからない話もあったり。
電子書籍で隙間時間に少しずつ読んでいたので、気に入った作品のいくつかのタイトルは忘れてしまったけど、男女絡みの話はどれも結構面白かった