夢探偵フロイト アイスクリーム溺死事件 (小学館文庫 C な 2-4 キャラブン!)
- 小学館 (2020年12月8日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (252ページ)
- / ISBN・EAN: 9784094068573
感想・レビュー・書評
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前作の続き。
『夢売り』卯田姫香がフロイトに言われて罪悪感を持つようになり悪夢を見るように。
責任を取れと夢科学研究所に押し掛けたことから悪夢の原因を探ることになりますが…研究所に放火した人物をこうもあっさりと受け入れるものなのだろうかと思いながら読みました。
タエちゃんの学生時代にびっくり。そんな時代もありましたよね。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
ミステリー仕立てで面白かった。プリンスメルの正体が明らかに。
あかねちゃん、オタモリさん、がなんだかんだで優しい。 -
「悪夢」から解放されるために、過去の現実と向き合う。
そのための探偵小説って事だったんだね。
もっと夢推し感というか、純粋にもっと夢について知りたかった気もしないでもない。
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アイスクリーム溺死って、辛そう。
あかねが卒業後、どうなるのか。怖い事がありそうでならない。 -
タイトルが、え?って思ったけど、読んで理解。
久々に続編読んだから、前回までのあらすじ覚えてないけど読める本。
ストーリーはそこそこ、普通。
タエちゃんの言葉いいなーって思った。
自分でもおばあちゃんになった時なんて想像出来ないし、その時の視点からみた今の自分は多分青い。
人間生きてれば罪を重ねるし、ボロボロになったり、汚れてしまったりするけど、そんな穢いものも全てひっくるめて今があるんだと思った。
無くていい過去なんてない、悪いことの方が多くても辛くても、それが良くも悪くも今の自分を創ってる。
そんな風に達観していられるのはもう何十年生きればいいんだろう…。
そんな事を考えつつ、大学生の心理や親の心理を垣間見つつ読めた。