いちからはじめる (小学館文庫 ま 7-2)

著者 :
  • 小学館
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感想 : 28
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  • Amazon.co.jp ・本 (192ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784094070774

作品紹介・あらすじ

いちからはじめると、奇跡が起こる

いちからはじめると、自信が湧いてくる、味方が集まってくる、そして奇跡が起こる---。

なりたい自分になる方法。それは「いちからはじめる」こと。人気エッセイストで元暮しの手帖編集長の著者が教える、今日から始められる自分が変わる生き方のヒント51。

「僕は、何をいちからはじめるにせよ、『今すぐスタート』を原則としています。今日いいと思ったことは明日古びるかもしれないし、今日はなんでもなくできたことが、明日はむつかしくなるかもしれないのです。(中略)『こんなことをはじめますよ!』と旗を揚げてしまいましょう。その旗に共感してくれる人たちが集まってくれば、ロジックや方法はその人たちも一緒に考えてくれます」(本文より)。

解説は俳優の青木崇高さん「読んだ日のコンディションによって響いてくる言葉が異なってくる本」(解説より)。

感想・レビュー・書評

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  • あんまーり響かなかった。

    ビジネス向けか。日常や自分との向き合い、日々の生活に使えるような内容ではあんまりないかなぁといった感想。

    あくまで個人的な感想であるが、言っていることは分かるしいいなぁと思う側面があるが深みがなんとはなしに薄く感じてしまった。

  • この本も、お借りして読んだ本。仕事への取り組み姿勢を中心に書かれたエッセイ。
    この著者の本を読むのは2冊目だったが、私の心にはあまり響く箇所が少なかったと感じた。仕事中心のエッセイだった為で、仕事の仕方で悩んでいる時に読むと、また違った印象を持てたかも知れない。

    【TO DO】
    ●大切な人には、未来の話をしよう(アドバイス)!
    ●自分を大きく見せないように気をつけること!
    ●仕事で今以上の成果を出すため、業務知識を身につけること!

  • 非常に響く作品でした。解説にも書かれておりましたが、自分自身の読む状態で大きく受け取り方が変わる作品。今の自分には相当響きました。

  • ぜろ、ではなく、いちからはじめる。
    積み重ねたものがあるから、新しいことを始めてもぜろではない。
    けれども積み重ねたものを大事にしすぎずに、慣れてしまわずに、むしろ慣れたと思っていることにこそ新しい視点を持つ。

    いちからはじめる、とはどういうことか。
    自分を新しい気持ちで再スタートさせるあれこれが詰まった一冊。

  • 漠然と何かをした「やりたいこと」はあるのに、その「やりたい」ことを明確な言葉や形にしようと思うと、雲を掴むような霧が立ち込めるようなモヤモヤしたものになってしまう。ちゃんとした形に表現するためにも、まずは自分の夢を自分の言葉で語れるようになろうと思う。
    そのためには、自分の考えや気持ちと向き合い、でもぐるぐる思考にはならないように行動すること。勇気を持って行動する。でも、そのための手段がただ「こなす」ためにならないように愛情を持って行うことが大切だと気づいた。

  • 普段なかなか著者の本は読まないが、たまたま手に取ったんだけどこれがかなり良かった。やはり読者側の意識次第なんですかねw

    p63
    見えない部分で考えて違いが出てくる。見える部分が一緒だから同じ仕事というわけじゃない。確かに。

    p152
    勤勉とはビジョンに向かって検証していく毎日やってくこと。これはめちゃくちゃいいな。そうなんすよねー。

    p163
    アウトプットの定義は良い。今まで誰もあらわしていないことを言語化すること。これもめちゃいいな。

    あとは、空き時間に何かやるか決めておくのはめちゃライフハックっぽいけど、いいなと。1分、3分とか5分とか唐突にあいたら何やる?決めておかないと確かに動けない。

    上の3つを拾ったのでここから考えるネタになりそうではある。ありがたい。

  • いちからはじめる。

    転職したばかりのタイミングで読めてよかった。
    人間関係も、毎日まっさらな気持ちで、いちからはじめたい。

    熟知して、自分の言葉で語ること。
    そのためにも、まずは自分知ること。
    自分とたくさん話すこと。

  • すっきり、わかりやすく書かれているので、疲れているときも、短い時間しかとれないときも、すっと読めました。

    「『わかったつもり』は自分を守る殻」
    という言葉がよかったです。
    すぐ頷く、「わかりました」という、でも全然伝わってないし理解できてない、という人と出会った時にイライラしていたのですが、「自分を守ろうとしているのか」という見方を得ることによって緩みました。

    また、「目に見えない部分からはじめよう」
    という提案?もよかったです。
    私の身の回りには「まず動く」人が多くて、「考える」から始めるダメなんだろうな、と思って生きてきたので、「目に見えない部分から始めてもよい」と受け取れるこの言葉にとても勇気づけられました。

    繰り返し読むと、いろんな部分がじわじわ響いて、良さそうだ、と感じる本でした。

  • 松浦さんの生き方考え方

  • 3章の熟知と4章の勤勉は再読必須。
    今、習慣について関心があり筆者の考えが大変参考になった。
    「1日の20パーセントをチャレンジに使う」はガツンと心に響いた。

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著者プロフィール

松浦弥太郎(まつうら・やたろう):東京生まれ。アメリカの古書店にインスパイヤーされてm&co.booksellersを立ち上げる。『暮しの手帖』編集長を経て、現在は会社経営、執筆・編集活動、映像、コンサルタント、商品開発、メディア出演など、枠を超えた活躍を続けている。著書に、『仕事のためのセンス入門』、『センス入門』、『ほんとうの味方のつくりかた』、『僕の考える投資について』、『期待値を超える』など多数。

「2022年 『それからの僕にはマラソンがあった』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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